薬学部 薬学科

HOKURIKU UNIVERSITY
STATEMENT

チーム医療の
一翼を担い、
健康と医療を支える、
人間性豊かな薬剤師へ

薬剤師の国家試験合格状況


北陸3県で勤務する薬剤師の
約40%を本学卒業生が閉めています。
開学44年目を迎え、医療現場に
大きなネットワークを構築しています。

薬剤師を養成できる仕組み


#01

学修効果を高める
アクティブ・ラーニング型授業を展開


知識を活用し、応用できる構成力や統合力を身につけ、主体性をもって自ら学び続ける姿勢や問題発見・解決能力・コミュニケーション力を養うため、対話や議論を重視したPBL*、TBL*授業を各年次で展開しています。

*PBL(Problem-Based Learning)問題基盤型学習
*TBL(Team-Based Learning)チーム基盤型学習

#02

人間性豊かな
医療人育成プログラム


「医療人」など独自の科目を設置し、高度な専門知識と技能に加え、患者に寄りそえる人としての優しさや倫理観、使命感など、医療人として欠かすことのできない人間性の醸成に注力しています。

#03

開学以来、東洋医薬学に注目


開学当初から東洋医薬学に注目し、中国の伝統的な中医学を実践する「中医師」を専任教員とするなど、中国のパートナーシップ校との交流により、西洋医薬学とのコラボレーション教育を行っています。

#04

薬剤師への学びを徹底支援


いつでもどこでも学習できる「e-ラーニングシステム」の導入、自己の成長過程を確認しながら目標までの道筋を明確にする「学修ポートフォリオ」の活用などを通し、学生一人ひとりの薬剤師資格取得の実現に向けた学びを全教職員が力強くサポートしています。

6年間の学び


豊かな人間性、高い倫理観、
高度な専門知識・技能
臨床現場での実践力を
身につける一貫教育

1年次
医療人としての自覚を持ち、
幅広い教養と薬学の基礎を学ぶ。

薬学入門

医療と薬学の歴史、薬剤師の職能と社会的使命について学び、薬剤師としての使命感を身につける。

化学・生物学・物理学

薬学の専門知識の土台をつくるため、基礎を固める。

有機化学・無機化学

化学物質を理解するために、化合物の構造、性質等について学ぶ。

物理化学

物質の物理的性質を理解するために、原子・分子の構造、熱力学、反応速度論等の基本的事項を学ぶ。

生化学

生命現象を細胞レベル、分子レベルで理解するため、細胞の成り立ち、構造、機能について学ぶ。

薬用植物学

医薬品として利用される自然界に存在する物質について学ぶ。
※履修科目は一例であり、主な科目のみ記載しています。

2年次
薬学の基礎をさらに強化し、
実習を通して理解を深める。

薬理学

医薬品の作用するしくみを理解するため、化学構造と薬効等について学ぶ。

機能形態学

人体の成り立ちを理解するため、人体の構造、機能、調節に関する基本的事項を学ぶ。

病態生理学

身体の病的変化から疾病を推測できるように、代表的な症候、病態・臨床検査について学ぶ。

環境健康学

人々の健康増進、公衆衛生の向上に貢献するため、現代社会における疾病と予防、栄養と健康について学ぶ。

分析化学

化学物質の分析法の原理や応用について学ぶ。

微生物学

病原微生物に関する基本的な事項を学ぶ。
※履修科目は一例であり、主な科目のみ記載しています。

3年次
医療系科目を中心に、確かな実践力を身につける。

薬剤学

薬物の体内動態を理解し、個々の患者の投与設計をするため、薬物の体内動態と解析に関する基本的知識を修得する。

薬物治療学

代表的な疾患とその症状、それらに対する治療方法や使用する薬物、 患者情報に応じた薬の選択をするための知識を学ぶ。

衛生化学

食生活が健康に与える影響を科学的に理解するため、栄養と食品機能、食品衛生、地球生態系や生活環境と健康との関わり等について学ぶ。

人間学

生命・医療に係る倫理観を身につけ、医療の担い手としての感性を養う。

医薬品開発論

医薬品の開発から承認までのプロセス、医薬品と医療の経済性について学ぶ。

薬学英語・医療英語

専門的な文献や論文を読み解くために必要な英語を学ぶ。
※履修科目は一例であり、主な科目のみ記載しています。

医療人としての意識、
学修意欲を早期から高める
アーリーエクスポージャープログラム。


病院見学 / 薬局見学 / 製薬企業見学 / 介護福祉施設訪問 / 介護福祉ボランティア / 不自由体験 / 救命救急 / AED体験 / 薬害講演会 / 薬事行政講演会 / 人体解剖学習


4年次
専門性をさらに高め、実務実習に必要な知識・技能・態度を身につける。

実務実習に行うにあたり、
4年間の学修を担保にする「薬学共用試験」

CBT

Computer-Based Testing
コンピュータを用いた多肢選択形式の試験で、実務実習に必要な基礎知識を理解しているかが問われます。北陸大学では、「PESS(モバイル学習システム)」を導入し自習できるほか、定期的な実力試験も実施しています。

OSCE

Objective Structured Clinical Examination
薬剤師としての基本的な技能や態度を客観的に評価する試験で、病院や薬局等の臨床現場をシミュレートした内容です。試験内容には、「患者・来客者応対」「薬剤の調製」「調剤監査」「無菌操作の実践」「情報の提供」の5つの領域があります。

5年次
病院・薬局での実務実習により、医療現場に必要な力を身につける。卒業研究に取り組み、希望の分野で卒業研究テーマを追求し、科学的な根拠に基づく問題解決能力を修得する。

病院実習(2.5カ月)

指導薬剤師のもと、調剤業務や病棟業務等に参加します。病棟ではベッドサイドでの服薬指導、医師や看護師、他の医療職が連携して行うチーム医療を学びます。

薬局実習(2.5カ月)

指導薬剤師のもと、医師の処方せんに基づいた調剤や患者への服薬指導を行います。在宅医療や介護等、地域におけるチーム医療への参画についても学びます。

姉妹校 金沢医科大学病院

医学部・看護学部を持つ姉妹校との連携により、他の職種の役割や専門性、また自身の職業の専門性や責任を理解するために、異なる学部の学生同士が、同じ場所でともに学び、お互いから学びあいながら、お互いのことを学ぶ多職種連携教育(IPE:Interprofessional Education)プログラムを実施

実習先医療機関(例)


石川県 
金沢医科大学病院 / 金沢大学附属病院 / 金沢医療センター / てまり薬局 / はなの木薬局 / あおぞら薬局 等

富山県 
富山大学附属病院 / 富山赤十字病院 / 富山労災病院 / 富山県立中央病院 / あすか薬局 / チューリップ薬局 等

福井県 
福井大学医学部附属病院 / 福井厚生病院 / 福井県済生会病院 / エンゼル調剤薬局 / 水仙薬局 等

6年次
基礎・専門・臨床を融合させ、卒業研究を完成させる。卒業に向けて、知識・技能・態度の総合的な向上を図る。

総合薬学研究(卒業研究)

研究室に所属して卒業研究に取り組み、問題発見・解決能力を身につけ、現象を客観的に捉える観察眼と論理的な思考力、新たな課題にチャレンジする創造的精神を養います。研究の過程では、法規範を遵守して取り組むことの大切さを学び、知識や技能を総合的に活t用する力とともに、プレゼンテーションの方法と論文のまとめ方を学びます。

総合薬学演習

多様かつ複雑な医療現場において、薬剤師がチーム医療の一員として真に役割を果たすために必要な力を6年間の総まとめとして総合薬学演習で養います。

薬剤師国家試験

病院・薬局実習を行い、所定の単位を修得し卒業することで、薬剤師国家試験の受験資格が得られます。国家試験は2日間にわたって行われ、「物理・化学・生物」「衛生」「薬理」「薬剤」「病態・薬物治療」「法規・制度・倫理」「実務」の7科目から345題が出題されます。

薬学教育モデル・コアカリキュラム


  • 医療技術や医薬品の著しい進歩に伴い、薬剤師の職能にもこれまで以上の高度な知識と実践的な技能や態度が求められるようになりました。これに対して6年制薬学教育では薬剤師に必要な知識、技能及び態度を含め文部科学省が定めた「薬学教育モデル・コアカリキュラム」を学びの柱としています。

  • コアカリキュラムは、全国の6年制薬学教育におけるガイドラインであり、学習成果基盤型教育の考え方に基づき、卒業時に必要とされる薬剤師としての基本的な資質を身につけるために必要な学習を体系的に行う教育です。北陸大学ではこの「薬学教育モデル・コアカリキュラム」に大学独自のカリキュラムを融合させた授業を展開しています。

科目PICKUP


#01

薬理・薬物治療


薬がどのように効力を発揮するかを論理的に理解する学問で、医薬品の適正使用と医薬品開発には欠かせない、医療薬学の基幹科目です。(1)代表的な薬物の名称 、(2)細胞・臓器の機能 、(3)薬物の結合部位と薬理作用、の流れで学び、疾病と薬物の作用に関する知識を修得するとともに、医薬品の作用する過程を体系的に理解します。

#02

漢方医薬学概論


高齢社会が進展する中、漢方治療は現代医学と相互に補完する形で用いられ、需要が高まっています。医療現場で実際に治療に用いられる漢方エキス製剤を取り上げ、生薬構成や副作用、相互作用など服薬指導に必要な基礎知識を学ぶとともに、現代医学で解明された薬理作用との関連を解析し、臨床での応用について学びます。

#03

基礎ゼミ


1年次のうちから「自ら学ぶ薬学生」へと成長することを後押しするために、アクティブ・ラーニングを主体とした、独自の「SEED(Strategic Entrance Education)」プログラムを構築し、大学で学ぶための基本的スキルから専門的な表現力、コミュニケーション力の向上を図っています。

#04

医療人


医療現場で必須となる医師、看護師、管理栄養士、臨床栄養士、臨床検査技師等、多くのスタッフとの円滑な連携のために、他職種の役割を相互に理解するとともに、コミュニケーション力を備えることが必要となります。この講義では、各医療現場の第一線で活躍されている医療人の方々を講師として招き、他職種連携やチーム医療を理解します。

アメリカ・中国研修


臨床医薬先進国アメリカに学ぶ医療事情研修

臨床医薬先進国
アメリカに学ぶ医療事情研修


臨床医薬の先進国アメリカの薬局や病院等での研修を通じ、日米医療事情を比較・検討します。

中国東洋医薬学研修

中国東洋医薬学研修


漢方の本場中国で、現地の薬局や病院等での研修を通じ、中国伝統医薬学の知識を身につけます。

学部長メッセージ


医療を担うに
ふさわしい
倫理観と優しさを
身につけて


薬学部長 教授
村田 慶史
博士(学術)、薬剤師

  • 薬剤師は、薬の性質を正確に把握して利用する科学者であると同時に、人々を病から救う医療人でもあります。それゆえに、患者さんに寄り添う人としての倫理観や優しさを身につける必要がありますし、超高齢社会を迎えた現在では、健康をサポートする身近な相談相手としても期待されています。薬学部・薬学科では、薬に関する膨大な知識や医療技術、臨床現場におけるコミュニケーション力など順を追って学び、確実に身につけていきます。

  • 学問は本来面白いものですが、薬学が生命に直結する“実学”である以上、その学修の過程は必ずしも楽しいだけではありません。しかし、長いと感じるかもしれない6年間の薬学部における大学生活は、必ず充実したものとなるはずです。薬学を志す皆さんには、創立44年目を迎えた本学薬学部において、私達とともに学び、医療を担うにふさわしい薬剤師として社会に貢献していただくことを願っています。

  • OB・OGインタビュー
  • 在学生インタビュー
  • 薬学キャンパス

各講座別研究室一覧


  • 医療薬学講座

    光本研究室

    村田研究室

    劉研究室

    早苗研究室

  • 医療資源薬学講座

    角澤研究室

    鈴木研究室

    要研究室

    手塚研究室

  • 生命薬学講座

    三浦研究室

    鍛治研究室

    大畠研究室

    山崎研究室

    内手研究室

  • 生体環境薬学講座

    上森研究室

    木村研究室

    東研究室

    宇佐見研究室

    池田(啓)研究室

    宗像研究室

  • 臨床薬学教育講座

    臨床薬学教育講座

    野村研究室

    杉山研究室

    大本研究室

    興村研究室

  • 薬学教育推進センター

    薬学教育推進センター

    池田(ゆ)研究室

  • 付属研究所・施設

    薬用植物園

    機器分析センター

    RI施設

    実験動物施設

  • 薬学基礎教育センター

    薬学基礎教育センター

    高寺研究室

    荒川靖研究室