北陸大学キッズサイエンスフェス2025を開催
地域連携 / 2025.09.02 update

8月10日(日)に小学生対象科学体験企画「北陸大学キッズサイエンスフェス2025」を実施しました。
本プログラムは、北陸放送「いしかわのこどもみらいキャンペーン」の一環として開催し、小学生とその保護者を対象に、本格的な大学の実験施設・設備を使用し、様々な実験・実習を体験していただくことで、科学への興味・関心を高め、将来、地域に貢献する医療人や科学技術者を目指す芽を育むことを目的としています。
当日は、太陽が丘キャンパスと薬学キャンパスで、7つのテーマに分かれて開催し、90組(180名)の親子のみなさまに学びを楽しんでいただきました。
テーマ① 君は名探偵~指紋と血痕を探ろう~
血液と反応するルミノール発光や指紋を検出するルテニウム酸化反応等を観察しながら、探偵になりきって犯人の証拠集めを行いました。
テーマ② からだの中を見てみよう!~食べた物はどこへ行く?~
食べ物の消化について、ヨウ素液を使用し、だ液の力について調べたり、顕微鏡を使って口の中の細胞について観察したり、体のつくりと働きについて学びました。
テーマ③ 清涼飲料水の甘さを比べてみよう!
血液と糖の関係について学び、糖度計や様々な実験器具を使用し、清涼飲料水の糖度を計測しました。
テーマ④ MESHブロックを使って小型自動車をコントロールしてみよう!
MESHブロックを使用し、自分の好きなプログラムを組み合わせて小型自動車を動かしました。
テーマ⑤ 病院でやっている検査をやってみよう(化学編)
「海の水はなぜしょっぱいの?」「プールの水のにおいって何?」「食べ物を糖とたんぱくでグループ分けしよう」等、身近な疑問について、実験を通して調べました。

テーマ⑥ 光って音がなる脈波計を作ろう
「脈波」について知り、オリジナルの基盤を使用し、電子回路図に沿って半田ごてを使用し、自分の脈波に反応して光り音が鳴る脈波計を作成しました。

テーマ⑦ 見え方の不思議~動いていないのに動いて見える!?~
事物の特徴(遠近、長短等)が少しオーバーに見える「錯視」について体験し、各テーマに合わせて錯視の図を工作しました。
[関連リンク]
〇テーマ④講師 医療保健学部医療技術学科 講師 長原 三輝雄