金澤佑治准教授が第34回日本病態生理学会教育講演に講師として登壇
Category
医療保健学部理学療法学科 / 2025.09.29 update
医療保健学部理学療法学科の金澤佑治准教授が、第34回日本病態生理学会教育講演に講師として登壇し、「老年期における骨格筋障害の病態とリハビリテーション戦略」という演題で、ウェルビーイング・リサーチチームの研究成果の報告を行いました。
北陸大学ウェルビーイング・リサーチチームでは、金澤准教授が研究代表者を務めるコア研究(身体領域)において、「サルコペニアの病態解明とその予防・改善の戦略構築」に関する研究に取り組んでいます。
本公演では、骨格筋の構造的特性や機能について、形態学的・分子生物学的視点から解説を行い、加齢に伴う筋線維組成の変化、基底膜構築の障害、線維性コラーゲンの蓄積といった質的劣化に注目し、老年期に廃用性筋萎縮や筋損傷が生じた場合に筋障害がどのように増悪するかを考察しました。そして、これらの病態に対して運動刺激が筋の可塑性に与える影響を紹介し、老年期の骨格筋障害におけるリハビリテーション戦略の可能性について検討しました。
[関連リンク]