専門
- リハビリテーション科学 (骨格筋、老化)
主な担当科目
- 解剖学Ⅰ
- 解剖学実習
- 解剖組織学
- 解剖組織学実習
所属学会
- 日本理学療法士協会
- 日本解剖学会
- 日本筋学会
- 日本病態生理学会
- 日本臨床分子形態学会
趣味
- 釣り
- ランニング
私の考えていること
骨格筋は、体重の約40%を占める生体内最大の臓器で、その種類も400に及びます。意図的に身体を動かすことができるのは、骨格筋のおかげでもあります。骨格筋は、筋線維という伸び縮みする細胞から成り立っており、関節をまたいで骨から骨へ付着しているため、ヒトは身体を動かすことができます。そして骨格筋には、身体を動かす働きだけではなく全身性の代謝を司り、健康寿命の延長に関わるほど重要な働きも担っています。しかし残念ながら、老化によって骨格筋の量や機能は低下し、さらに軽い負荷でも筋が傷つきやすくなります。老化に伴う骨格筋の脆弱化は、日常生活の自由度を奪い、生活の質を大きく低下させます。私は、この弊害を打開すべく、老化が骨格筋を傷付きやすくする原因は何か?骨格筋を強くする治療は何か?と考えています。
高校生へのメッセージ
学ぶ楽しさを知ることは、人生にとても良い影響を与えてくれると感じています。
今までにない物事の見方に気がついた時や、努力が実った時の達成感は、学ぶことの楽しさを引き立ててくれます。ともに学ぶことを楽しみにしています。
おすすめの本
- 臨床のための筋病理 (著: 埜中 征哉、日本医事新報社)
- やり抜く人の9つの習慣(著: ハイディ・グラント・ハルバーソン,訳: 林田レジリ浩文,ディスカヴァー・トゥエンティワン)