データドリブンLabが「FISH×TECHハッカソンDay2」にて活動成果を報告
データサイエンス / 2026.03.19 update
企業や自治体のデータ利活用による地域貢献に取り組む「データドリブンLab」は、3月15日(日)、石川県地場産業振興センターで開催された「FISH×TECHハッカソンDay2」にて成果報告を行いました。
このハッカソンは、石川県から公開された「漁業・水産データ」を活用し、「現場の知見×データ×テクノロジー」の力で解決策を考え、石川県の漁業をアップデートすることが目的として開催されたものです。
1月24日(土)のDay1(現場インプット・グループワーク)から約2か月間、のと海洋ふれあいセンターでのヒアリング調査や、Tableauを用いたデータ分析に取り組んできました。
参加したH・Nさん(経済経営学部マネジメント学科4年次生)とM・Hさん(同学部経済学科2年次生)は、いくつかの質問から導き出した個人の嗜好と、漁業・水産データを組み合わせ、パーソナライズされた魚を提案するWebアプリ「TORETATE」を開発しました。
このアプリは、「石川で美味しいお魚が食べたいけど、自分に合った魚が分からない」「自分に合った魚を食べてみたいけど、どこで食べられるか分からない」という悩みを抱えるインバウンド観光客を主なターゲットとしています。提案された魚については、どこで食べられるかを確認できるよう、店舗情報と連動したマップ検索機能も搭載しています。
さらに、提案の際には、多く漁獲されているものの知名度の低い魚や、旬の時期に多く水揚げされている魚を漁業・水産データに基づいて優先的に提示される仕組みにすることで、石川の海と食の新たな価値の創出を目指して開発しました。
Pitchセッションでの発表に続き、Touchセッションでは多くの参加者とアプリの価値やその先の未来について意見交換を行いました。
本ハッカソンへの参加を通して、学生らはオープンデータの分析・解釈の難しさに加え、データを実際のサービスとして形にする際には、利用者視点での設計や現場のニーズを踏まえたアウトプットが重要であることを改めて学びました。
また、現場で活躍する行政担当者との対話を通じて、データだけでは見えない課題や実情を理解することの大切さを実感し、データの利活用と地域課題解決を結びつける実践的な学びの機会となりました。
データドリブンLabは今回の学びを活かしながら、今後も企業や自治体と連携し、データ利活用による地域貢献に取り組んでまいります。
【お問い合わせ先】
北陸大学
和嶋 雄一郎
学長補佐(新学科設置・IR担当)/国際コミュニケーション学部教授
E-mail:y-wajima@hokuriku-u.ac.jp