データ分析で観光DXを推進 ~福井県観光DXコンソーシアムの専門家が特別講演~
データサイエンス / 2025.08.21 update

本学は、福井県観光DXコンソーシアムとの事業連携の一環として、株式会社地域創生Coデザイン研究所(NTT西日本グループ)の玉井誠氏、市彩華氏、村田浩樹氏を講師にお招きし、本学の同好会「データドリブンLab」の学生向けに特別講演と実習を開催しました。
講演では、福井県観光データ分析システム『FTAS』のアンケートデータを題材に、玉井氏が担当したデータ分析の事例が紹介されました。学生たちは、一つのアンケートデータから多角的な視点で分析を行い、深く掘り下げていく玉井氏の技術に感銘を受けました。この分析は、優れたアンケート設計があってこそ可能となるものであり、データ収集の重要性も改めて認識する機会となりました。
実習では、玉井氏の指導のもと、学生と教職員が「ペルソナ分析ダッシュボード」のハンズオン形式での演習に取り組みました。参加者は、データ分析の実践的な手法を体験し、データからターゲットとなる人物像(ペルソナ)を具体的に描き出すプロセスを学びました。
また、講演の後半では、最新のテクノロジーを活用したデータ分析のデモンストレーションが行われました。AIを用いたアンケートデータの自動分析が披露され、学生たちはその革新的な技術に驚きを隠せない様子でした。
今回の講演と実習は、福井県観光DXコンソーシアムとの連携を通じて学生が実践的なデータ分析能力を養う貴重な機会となりました。
本学は今後も、このような活動を通して学生の学びを深めるとともに、地域社会への貢献を目指してまいります。
関連URL:
公益社団法人 福井県観光連盟 | Tableau Public
【お問合せ先】
北陸大学
和嶋 雄一郎
学長補佐(新学部設置・IR担当)/国際コミュニケーション学部教授
E-mail:y-wajima@hokuriku-u.ac.jp