学生発「データドリブンLab」が始動!
データサイエンス / 2025.07.01 update

このたび、北陸大学に新たな同好会組織「データドリブンLab」が結成されました。これは、学生たちからの「実際の企業や自治体データを分析したい」「データ分析スキルを学生同士で高めたい」という強い要望に応えて設立されたものです。
本学では全学部で「北陸大学データサイエンス・AI教育プログラム」を展開し、ノーコードツールを活用した実践教育や企業連携など独自のプログラムを実施しています。このプログラムを通して学生はデータ分析に対する高い学習意欲が育まれ、また、プログラムに対する満足度も高いものとなっています。加えて、文部科学省の認定や外部コンテストでの入賞といった実績も上げています。こうした教育を通して高まった学生の意欲が結実し、今回の同Lab発足という一つの形になりました。
同Labは、データ分析による社会・地域貢献、データ分析を通した他大学交流、そしてデータサイエンススキルの向上という3つの目的を掲げて活動してまいります。具体的には、データ可視化ツール「Tableau」などを活用した実践的なデータ分析、データ分析スキルアップのための研修に加え、地域の高校や企業と連携した出張授業やデータ分析サポートなども予定しています。
部長を務める林谷百華さん(経済経営学部経済学科2年次生)は、同Labへの意気込みを次のように語っています。「デドリLabでは、企業や行政の実際のデータを活用し、分析を行っています。実践的なデータ分析での学びを通じて、地域や社会の課題に向き合い、より良い社会の実現に取り組んでいきます!」
4学部から集まった15名の学生でスタートした同Labは、それぞれの専門性を活かしながら、データを通じて社会に貢献する活動を展開していきます。さらに、本学OBでTableau Academic Ambassadorの河上太陽氏(株式会社アイリスオーヤマ)と芝田虎太朗氏(株式会社タスク)がアドバイザーに就任し、学生たちはより実践的で専門的な指導を受けられる環境が整いました。
本学は、今後も学生の自主的な学びと社会貢献の機会を積極的に支援し、地域社会との連携を深めてまいります。「データドリブンLab」の今後の活躍にぜひご注目ください。
【お問合せ先】
北陸大学
和嶋 雄一郎
学長補佐(新学部設置・IR担当)/国際コミュニケーション学部教授/データドリブンLab顧問
E-mail:y-wajima@hokuriku-u.ac.jp