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日本語ボランティアサークル「つなぐみ」がウズベキスタン大使館主催炊き出しボランティアに参加


地域連携 / 2024.03.22 update

3月16日、日本語ボランティアサークル「つなぐみ」から国際コミュニケーション学科4年次生の表さくらさんと顧問の田中康友教授が、七尾の矢田郷地区コミュニティセンターにおいて、ウズベキスタン大使館が能登半島地震の被災者の皆さんに国民食のプロフ(ウズベキスタンの炊き込みご飯)を提供しました。

七尾市国際交流会とともに後援団体としてこの炊き出しの準備手配をしたNPO法人YOU-Iが、日本語学習・支援教室でのご縁から、炊き出しボランティアについてもお声がけを頂きました。当日は、ムクシンクジャ・アブドゥラフモノフ駐日大使とともに、大使館のシェフが作ったプロフを振る舞いました。また、ウズベキスタン文化に触れて頂こうと、中央アジア・シルクロード舞踊団グリスタンのアーニャさんがウズベクダンスを披露し、ドゥタール奏者の駒崎万集さんが音楽を奏でました。

 

以下は、ボランティアに参加した表さんのコメントです。

 

私は地元である能登の力になりたいと思い、今回の炊き出しボランティアに参加させていただきました。実際に避難所へ足を運んでみると被災した方の中には車いすの方や、ご高齢の方がたくさんいらっしゃいました。空いている時間に被災者の方とお話をしました。ある女性は、震災前は一人暮らしをしており、地震があったときも一人だったので、とても不安だったとおっしゃっていました。被災者の方のお話を聞くと心が引き締められました。私はボランティアを通して、被災した方の不安な気持ちを少しでも和らげてあげたいと思いました。また、避難施設にはたくさんの応援メッセージや支援物資が届けられていました。今回のウズベキスタン主催の炊き出しボランティアを含め、支援の輪が世界に広がっていることを実感しました。地震による被害は大きいけれども、いろいろな人との出会いや支えがあり、人とのつながりはずっと深くなったと思います。そして、私自身その輪に少しでも加われたことはとてもありがたく思います。時間はかかるとは思いますが、能登には優しい人がたくさんいて、とても良い場所なのでいち早く能登が復興することを願っています。

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