経済経営学部
マネジメント学科

HOKURIKU UNIVERSITY

OB・OGインタビュー


大学で培った挑戦心と度胸が
営業職の仕事に生かされています


山本 茜
損害保険ジャパン株式会社
2022年卒業 / 石川県立金沢西高等学校出身

保険という目に見えない商品を自身のコミュニケーション能力によってお客様に選んでいただきたいと思い、女性が営業の第一線で活躍している損害保険ジャパン株式会社を志望しました。現在は営業職として代理店の成績のとりまとめや販売品質向上に努めています。新規の案件を代理店と一緒に見積もり、お客様にご提案して成約となった時は、自分一人で仕事をする時の倍以上の喜びを実感します。代理店と二人三脚で様々な案件に取り組み、得られる結果がこの仕事のやりがいです。北陸大学在学中は、オープンキャンパスのスタッフや中国への短期留学などを経験し、挑戦心と度胸を身につけることができました。それらは現在の仕事にも大いに役立っていると感じます。今後も仕事のフィールドにおいて大学での学びを活かし、さまざまな案件に関わりながら自分に自信を積み上げたいと思います。

地域安全マップ作りでの学びを生かし
地域の安全を守っています


堀 嵩晃
石川県警察
2021年卒業 / 星稜高等学校出身

警察官の父や祖父の影響もあり、警察官になることは私の目標でした。現在は地域警察官として大聖寺警察署管内の警ら活動などを行っています。交番勤務のため、地域住民の方と触れ合う機会が多くあります。高齢者の方がいなくなり、110番通報を受けて現場へ駆け付け、無事に保護できた時など、警察官になって良かったと実感します。学生時代は、ゼミで地域住民の方と一緒に小学生の通学路の危険な場所や安全について地図にまとめる「地域安全マップ作り」に力を入れて取り組みました。この活動を通して、リーダーシップや主体性の大切さに気づき、自ら積極的に行動する力が身につきました。ゼミ活動での学びを生かし、現在、警らに出る際には危険な場所を重点的に確認し、犯罪予防につなげています。今後も地域の安全に貢献し、将来的には交通部門で交通事故を減らす活動に携わることが目標です。

何事にも恐れず挑戦し続けた経験が
組織運営に役立っています


山田 泰裕
小野建 株式会社
2012年卒業 / 石川県立松任高等学校出身

鋼材・建材の専門商社の北陸営業所所長として、営業・管理と事務所組織の運営業務を担当しています。若い年代の社員が飛躍できる企業風土があり、新規開拓営業で常に新しいことにチャレンジしながら成果を上げていくことに喜びを感じています。組織をマネジメントするためには、協調性や思いやりを持って人と関わることが重要です。私はその大切さを北陸大学で学びました。立ち上げたばかりのサッカー部で何事にも恐れず挑戦した経験は新規開拓営業に活かされています。また、大学で学んだ多様な人の意見を聞き、物事を進めていくことの大切さも仕事のさまざまな場面で役立っていると感じます。ドイツへの短期サッカー留学や総理大臣杯全国大会に出場したことはかけがえのない財産であり、自分の自信につながりました。今後はより一層、北陸地域で存在感のある営業所にしていくことが今の私の目標です。

自己マネジメント力で
切り拓いた
消防士への道。


岩崎 拓海
金沢市消防局
2020年度 卒業 / 金沢市立工業高等学校出身

入学当初、将来のビジョンが見えていなかった私は、硬式野球部の練習に打ち込む毎日を過ごしていました。3年次の春季リーグ戦を機に部活動を引退し、消防士をめざして公務員試験の勉強にスイッチを切り替えることができたのは、経済経営学部の学びを通して、いつの間にか自己マネジメント力を獲得できていたからだと思います。高校までとは違い、ディスカッションやプレゼンテーションなどのグループワークが多い授業では、“話す力”も身につきました。「日本語リテラシー」の授業では、文章を組み立てる訓練を重ねて“書く力”を修得できたと思います。この二つの力が、採用面接や履歴書で自己PRする際に、付け焼刃ではない実力として働きました。筆記試験の学習ポイントや効率的な勉強法を学ぶ公務員試験講座を受講し、計画的に学ぶこともできました。就職活動は、私にとって「野球に力を入れてきたことこそが自分の強み」と認識できた人生のターニングポイント。火事や災害に真っ向から立ち向かう消防士として成長していくための励みとなっています。

身につけた課題解決力で
お客様の資産形成を
支えていきます。


栗山 汐音
今村証券株式会社
2020年度 卒業

事業報告書を確認するほど企業研究に力を入れて、「北陸といえば今村証券」だと結論し、就職をかなえました。証券を通じた資産運用は、ここ北陸ではまだ浸透していないと感じています。「やってみよう」と考えるお客様が一人でも増えるように、投資の間口を広げていくことが目標です。証券会社の営業職は、お客様の課題解決に取り組む仕事だと考えています。経済経営学部で、さまざまなグループワークを通じて課題に挑んできたことが、私の仕事観に大きく影響しました。ディスカッションやプレゼンテーションを行う授業が多く、他者の意見を聞いて問題を共有し、考えを深めることが、物事を成し遂げるためには欠かせないと実感しています。基礎ゼミの授業で後輩たちの学びをサポートするSAを経験したことも、積極的に人間関係を構築していくためのコミュニケーション能力を育みました。大学生活を全力で駆け抜けた証として、教員免許状を取得したことも自信になっています。自ら目標を立てて学修したすべてを、社会で活躍するための力にしていきたいです。

誰もが安心して夢を託せる
信頼の厚い
銀行員を目指します。


川﨑 祥吾
株式会社 北陸銀行
2019年度 卒業

北陸大学での学生生活は、部活動のバスケットボールに情熱を注いだ4年間でした。バスケ部は私たちが1期生。先輩がいない不安の中でのスタートでしたが、一方で滅多にないこの機会を自分の力にしようという気持ちもありました。「バスケノート」を作成し、練習内容や課題、トレーニングの計画などを日々記録するうちに、個人とチームそれぞれの課題が明確になり、今後について客観的に考えられるようにもなりました。この経験から、目標に向かって計画を立て、課題を発見し、その解決のために行動する大切さを学びました。どんな些細なことでもしっかりとメモを取る習慣も身につきました。これらの学びは社会人になった今もしっかりと役立っています。

北陸銀行を志望したのは、地元の幅広い業種・業界の企業、さまざまな年齢のお客様を金融サービスで支える企業で、「目標に向かってより良い環境を提供する」という私の強みを発揮できると感じたからです。日常生活から「マイホームを建てたい」「事業を拡大したい」といった大きな夢の実現まで人生のあらゆる場面で必要なお金。そのお金を扱うからこそ、銀行員にはお客様はもちろん上司や先輩など周囲との信頼関係が求められます。そんな環境の中で私の心の支えとなっているのが、北陸大学で培った知識と経験、コミュニケーション能力やマネジメント能力などのビジネススキルです。今後は、地域のお客様に信頼される銀行員を目指して、精一杯努力していきます。

大学で学んだ
マネジメント力を
これからの仕事で、
生かしていきたいです。


砂上 真一郎
コマツ(株式会社 小松製作所)
2018年 卒業

  • 高校時代の先輩の影響で北陸大学に興味を持ち、授業内容や就職のサポート体制などに魅力を感じて入学しました。学生時代は、休部状態だった水泳部を自分が中心になって復活させ、みんなで大会に出場するまでにチームを成長させることができました。部長としての役割と責任を果たすなかで、他者の意見を聞き入れ、生かし、チームワークを大切にしてみんなで一つの目標に向かうプロセスを学ぶことができました。これは、大学の授業で学んだマネジメント力にも共通する経験だったと思います。就職活動で自分がこれからどのような働き方をして、どのような社会人を目指すべきかを考えた時に、

  • ものづくりに関わっていく仕事がしたいという気持ちが芽生えたため、建設機械を通して日本のものづくりと高い技術力を世界に向けて発信している小松製作所を志望しました。ゼミの先生には何度も面接練習に対応していただき、内定をいただいた時は、感謝の気持ちが込み上げてきました。社会人となった今思うのは、現状に甘んじず、常に上を目指して働いていきたいという気持ちです。ものづくりに関わる一人の人間として、常に自己研鑽することを忘れず、会社や社会に貢献できる仕事をして、いずれは後輩を育てる立場になっていくことがこれからの私の目標です。

地域の人々の
安心、安全を守り、
気持ちに寄り添った
対応ができる
警察官でありたいです。


佐藤 大地
石川県警察
2017年度 卒業

警察官になることは、子どもの頃からの夢であり、憧れでした。北陸大学に入学してからは、柔道部で毎週のように石川県警機動隊の方と一緒に練習する機会があり、その想いがさらに具体的になっていったと思います。3年次には、地域に暮らす小学生とともに地図を片手にフィールドワークを行う「地域安全マップづくり」のボランティアに参加しました。地域住民のみなさんと一緒に街を歩きながら、危険性のある場所を探して地図に落とし込み、みんなで意見交換を行って、地域に暮らす人々と協力して地域の課題解決に取り組むプロセスを学ぶことができました。

警察官志望だった私には、とても学びの多い経験だったことをよく覚えています。警察官になった今、地域のパトロールをしたり、近隣の小学校に通う子どもたちの登下校を見守りながら、地域安全マップづくりで学んだ「子どもの目線で地域の安全を見つめる視点」が役立っていることを実感しています。また、警察官は連携プレーが大事なので、柔道で養ったチームワークや体力も今の職務に生かされていると感じます。交番勤務をしていると、日々さまざまなことに直面します。拾得物の受付や外国人観光客への道案内、喧嘩の事案など、内容はさまざまです。どんな時も地域の安心、安全を第一に行動し、犯罪が発生した場合には、被害に遭われた方の気持ちに寄り添った対応ができる警察官でありたいと思っています。

海外ボランティアの経験が、
将来の方向性を決める
きっかけになりました。


澤口 怜奈
株式会社PALTAC (東証一部上場企業)
2017年度 卒業

大学3年次の時、カンボジアで現地の子どもたちに日本文化を教える海外ボランティアに参加しました。現地では言葉が通じないながらも、コミュニケーションをとりたいという気持ちは通じ、自分の気持ち次第で相手の心が変わることを学びました。村の民家にホームステイをして過ごした日々は、想像以上に衝撃的なものでしたが、改めて日本の豊かさを実感するきっかけにもなりました。カンボジアでの経験から、将来はさまざまな人の「あたりまえの暮らし」を支える仕事がしたいと考えるようになり、日用品や医薬品、化粧品など、私たちの暮らしに欠かせない身近なアイテムを扱う専門商社、PALTACを志望しました。

結婚や出産、育児などのライフイベントに応じて柔軟に働き方を変えながら仕事を続けていくことができる環境もPALTACに決めた大きな理由です。現在は、営業職として量販店やドラッグストアの仕入れ担当の方にメーカーから発売される新商品のご紹介や売り場の提案などをしています。小売店とメーカーとの間に入り、両者をうまくつなぐことができた時、この仕事のやりがいを感じています。今後は、担当業務を通して柔軟な対応力を身につけ、先輩社員のように先を見通した仕事ができるように成長していきたいと考えています。

大学のボランティア
経験を生かし、
地域に暮らす人と
ともに暮らしの
安心・安全を
守っていきます。


櫻畠 剛
石川県警察
2017年 卒業

学業と部活動の両方に全力で取り組める大学を探して、北陸大学に入学しました。入学後は、小学校から続けてきた卓球部に所属し、中国遠征にも行くことができました。2年次になった頃から自分の将来について考え始め、ずっと憧れてきた警察官になる夢をかなえようと決心。3年次からは採用試験に向けて本腰を入れ、4年次の時には経済経営学部の「地域安全マップづくり」のボランティアに参加しました。子どもから大人まで地域に暮らす幅広い年代の人とともに「危険な場所はないか」という視点で街を歩き、みんなで情報を共有して安全に対する意識を高めた取り組みは、警察官を目指す私にとって有意義な経験になりました。

警察官採用試験の面接で、このボランティアに対する意気込みを伝えたところ、自分にとっては高すぎる目標だと思っていた警察官採用試験に合格することができました。北陸大学での4年間は、良い刺激を与えてくれる先生や友達と出会い、チームワークやコミュニケーション、目標に向かって頑張ることの大切さを学んだかけがえのない時間でした。自分自身と向き合い、仲間と学び合い、警察官になるという大きな夢を実現するまでに成長できたのは、学生の意欲を引き出すポジティブな学びの環境があったからだと思っています。