経済経営学部・志田ゼミが「ジャーナリング」の専門家ワークショップを開催、就活に備え
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経済経営学部経済学科 / 2025.11.18 update
11月13日(木)、経済経営学部・志田義寧教授が担当する「3年ゼミナール」と「キャリアデザインⅢ」において、ジャーナリングをテーマとした専門家ワークショップを開催しました。
ジャーナリングとは、頭や心にある感情や思考を書き出すことで、自らを客観的に見つめ直し、自己理解を深める手法です。
今回は、ハワイと日本を拠点にジャーナリングを軸としたプログラムを提供している小林霞さんと、政府系投資ファンドや外務省ホノルル総領事館での勤務を経て、現在は企業広報コンサルタントとして活躍する坂井美帆さんを講師としてお迎えしました。
坂井さんからは、キャリアの舵を自ら取ることの重要性や、自身の市場価値をどのように高めるかといった、就職活動を控えた学生にとって実践的かつ示唆に富むお話をいただきました。
続く小林さんのワークショップでは、「なぜ手書きが重要なのか」「自己分析と自己理解の違い」といったジャーナリングの理論的背景について、丁寧かつ分かりやすい解説が行われました。
その後の実践セッションでは、学生一人ひとりが実際にペンを取り、自分自身の感情や価値観と向き合う時間となりました。
参加した学生からは、「書くことで自分の内面にある思いに気づくことができました。自己理解を深め、就職活動にも活かしたいです」といった声が出ていました。
本ワークショップは、学生が主体的にキャリアを考え、より自分らしい進路を描くきっかけとなりました。
志田ゼミではこれまでも、NPO代表や公務員、ウェブメディア編集長、Jリーグ関係者など、多様なバックグラウンドを持つ社会人を講師として継続的に招いており、今後も学生の成長を後押しする実践的な学びの場を提供していきます。