経済経営学部「SDGs2」において森林整備で活躍する本学卒業生が特別授業を実施
経済経営学部経済学科 / 2025.10.29 update
10月28日(火)、経済経営学部1年生向け授業「SDGs2」(履修者139名)において、本学卒業生の中﨑楓さんを講師に招き、特別授業を実施しました。
中﨑さんは2023年に本学を卒業後、富山県西部森林組合(富山県南砺市)に就職。現在は森林施業プランナーとして、地域の森づくりに取り組んでいます。
言うまでもなく、森林整備はSDGsと深く関わっています。目標15「陸の豊かさも守ろう」だけでなく、目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標12「つくる責任 つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標14「海の豊かさを守ろう」にも関連する重要なテーマです。
授業では、森林整備の重要性や伐採した木材の活用方法、クマ対策、地権者との合意形成、費用負担など、幅広い視点から現場の実情と課題についてお話しいただきました。
受講した学生からは、「普段、森林について考える機会が少なかったが、森林が私たちの日常生活と密接に関わっていることを実感した」との感想が寄せられました。
「SDGs2」では、今後も企業や自治体と連携し、「現場の声」を取り入れた実践的な授業を展開していく予定です。
なお、中﨑さんは2025年6月21日に北日本放送「こんにちは富山県です」で放送された特集「農林漁業で輝く女性」でも紹介されています。
番組は以下のリンクからご覧いただけます。
https://youtu.be/EoFvrPauXRw?si=QNse_3M0zKKxKW04
北陸大学は「学生の成長力No.1」をスローガンに掲げており、中﨑さんもその一人として大きく成長しました。
今後も本学では、学生一人ひとりの成長を支援する教育を推進していきます。
【問い合わせ先】
志田義寧(経済経営学部教授/経済学科長)
Email:y-shida@hokuriku-u.ac.jp