北陸大学SIGHTが珠洲市にて地域と大学の交流イベントを開催
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地域連携 / 2025.09.25 update

地域や企業と連携しながら地域創生に取り組むサークル「北陸大学SIGHT」は、9月21日(日)に珠洲市宝立地域にて、本町ステーション(珠洲市宝立町3-12)との共催で、第2回地域と大学の交流イベント「復興まちづくりワークショップ」を開催しました。
当日は、珠洲市在住で交流拠点「本町ステーション」の運営を行う写真家の松田咲香氏と、同じく珠洲市在住で国連大学に所属し珠洲市の復興活動に尽力されている小林秀輝氏を講師に迎え、能登半島地震の当時の状況や、これまでに取り組まれてきた現場での活動、そしてこれからの展望に関する特別講義を行っていただきました。
その後は、松田氏と小林氏に加え、2名の地域住民の案内のもと、まち歩きを通じて復旧・復興の状況を学びました。
能登半島地震から約1年半、奥能登豪雨からちょうど1年が経った今、復興まちづくりの重要性や難しさなどを改めて実感しました。加えて、講義やまち歩きを通じて、復旧・復興に向けた大学生の役割や在り方を考える機会にもなりました。
参加した学生からは、「お話を聞いたり、地域を歩きながら自分の目で見たりしたことで、ニュースでは分からない復興の現状を実感できました。自分たちにできることを考えるきっかけになりました。」との感想が寄せられました。
今回の経験を生かし、今後も地域と大学の交流活動をはじめ、創造的復興に向けた取り組みを幅広く展開していきます。
本活動は北陸大学2025年度Iプラス・プロジェクト(学生地域連携プロジェクト)の支援を受けて取り組んでいます。
【お問い合わせ先】
北陸大学SIGHT顧問
坂口 雄介(経済経営学部 経済学科 助教)
Tel:076-229-1161