トピックス

TOPICS

2025年度北陸大学特別研究助成【特別推進研究】成果発表会を開催


研究活動 / 2025.05.23 update

本学は、独自の研究助成制度である「北陸大学特別研究助成制度」を設け、研究活動の支援を行っています。2024年度より総合大学としての技術やノウハウを活かし、多様な観点から「健康社会の実現」を目指す研究を助成する種目として特別研究助成に【特別推進研究】を新設しました。学長主導の下で「健康社会を実現するための『ウェルビーイング(Well-being)』の向上」をテーマに、「北陸大学ウェルビーイング・リサーチチーム(Hokuriku University Well-being Research Team)」を発足し、コア研究(計画研究)とモジュール研究(計画研究・公募研究)が連携を図りながら、①身体領域、②精神領域、③社会領域の3領域について横断的に研究を進め、北陸大学に根差したウェルビーイングの構築と社会実装を目指します。

このたび、2024年度に採択された研究課題の成果発表会が、5月15日(木)に太陽が丘キャンパスで開催され、コア研究とモジュール研究の成果が報告されました。

 

研究代表者と研究課題は以下のとおりです。

 

【コア研究(2024年度対象課題)】

・高橋達雄(薬学部・教授)

健康寿命の延伸のための科学的根拠(エビデンス)の確立及び社会実装を目指した研究~健康寿命の延伸とウェルビーイングの向上に着目して~

・高橋寿明(薬学部・教授)

健康寿命の延伸のための科学的根拠(エビデンス)の確立及び社会実装を目指した研究~健康寿命の延伸とウェルビーイングの向上に着目して~

・金澤佑治(医療保健学部・准教授)

(身体領域)サルコペニアの病態解明とその予防・改善の戦略構築

・合田明生(医療保健学部・講師)

(精神領域)地域在住高齢者における認知機能低下に関連する要因の解明

・宮地 諒(医療保健学部・講師)

(社会領域)地域在住高齢者および就労者における生活習慣に基づく介入の運動器障害および社会参加への効果検証

 

【モジュール研究(2024年度対象課題)】

 

・岡山裕美(医療保健学部・講師)

(身体領域)間接的理学療法による要介護者の生活機能向上とウェルビーイング向上に資する実践研究【終了課題】

・大黒 徹(薬学部・教授)

(身体領域)抗ウイルス作用を有する天然物をヒントにより活性の高い化合物の開発

・少作隆子(医療保健学部・教授)

(精神領域・身体領域・社会領域)身体的、精神的、社会的障害における視床網様核の関与を調べる指標の確立

・清水芳行(医療保健学部・教授)

(精神領域)医師・医療従事者やスポーツ指導者の生理学的ストレス反応の定量化およびストレスモニタリングシステムの開発

・田部田晋(経済経営学部・講師)

(社会領域)学内環境向上システムの開発

・杉森公一(高等教育推進センター・教授)

(社会領域)大学教員・職員・学生のウェルビーイング

 

[関連リンク]

北陸大学ウェルビーイング・リサーチチーム

研究活動の直近のトピックス

  • 2025年度北陸大学特別研究助成【特別推進研究】成果発表会を開催
    2025年度北陸大学特別研究助成【特別推進研究】成果発表会を開催
  • ウェルビーイング・リサーチチーム(コア研究:社会領域)の宮地諒講師らが石川県理学療法学術大会奨励賞を受賞
    ウェルビーイング・リサーチチーム(コア研究:社会領域)の宮地諒講師らが石川県理学療法学術大会奨励賞を受賞
  • ウェルビーイング・リサーチチーム(コア研究:社会領域)の西村卓朗助教らの研究成果が「Healthcare」に掲載
    ウェルビーイング・リサーチチーム(コア研究:社会領域)の西村卓朗助教らの研究成果が「Healthcare」に掲載
  • 薬学部 佐藤安訓准教授らが参画した共同研究により「皮膚におけるビタミンCの新知見」を発見
    薬学部 佐藤安訓准教授らが参画した共同研究により「皮膚におけるビタミンCの新知見」を発見