北陸Tableauユーザー会が第5回イベントを開催 ~組織変革のヒントと実践的Tips~
データサイエンス / 2025.03.21 update

3月7日(金)、金沢未来のまち創造館にて、第5回北陸Tableauユーザー会『実践から学ぶ!データ活用組織への変革フォーラム 2025春』が、会場とオンラインのハイブリッド形式で開催されました。本イベントは、北陸地域におけるデータ活用の最前線を「知る・学ぶ・実践する」ことを目的とし、企業、教育機関、データ分析に関心を持つ個人など、幅広い層から70名を超える参加者で賑わいました。
イベントは、20年以上の営業経験を持ち、Salesforce社などで要職を歴任した遠藤公護氏による講演で幕を開けました。「データドリブン組織に変わるための最初の一歩(人を動かす)」をテーマに、組織文化の変革、データ活用人材の育成、そして具体的なデータ分析手法など、組織をデータドリブンに変革させるための多角的なアプローチについて講演いただきました。
続いて、北陸DATA Saber達による"Tableau Tips Battle"と題したハンズオンが行われました。DATA Saberの資格を有する7名の発表者がTableauの高度なテクニックを披露しました。本学からは、田尻慎太郎教授、経済経営学部4年次生の河上太陽さん、同・江川遥菜さんが紹介者として登壇し、実践的で便利なTipsを発表しました。特に、江川さんの「オープンデータを使いたいけど前処理が大変で諦め…そんなときは! #PODB」という発表は、参加者から高い評価を受け、MVT(Most Valuable Tips:もっとも価値のあるTips) で2位に輝きました。
ハンズオンに続き、ドコモバイクシェアで実際にデータ分析チームの立ち上げを手がけた野口翔氏による講演が行われました。「地域企業のためのTableau導入からデータ組織づくり」をテーマに、現場での経験に基づいた実践的なノウハウが共有されました。
イベントの最後には、遠藤氏、野口氏に加え、中島氏が登壇し、「1人から始める!北陸発データ活用成功への道筋」をテーマにトークセッションが行われました。組織内におけるデータ活用の現状と課題、そして今後の展望について、熱い議論が交わされました。
北陸Tableauユーザー会は、今後も定期的にイベントを開催し、データビジュアライゼーションを通じた地域の課題解決や文化振興に取り組んでまいります。今後、参加を希望される方は以下のTechplayのページをフォローください。
【イベント概要】
日時:2025年3月7日(金)18:30~20:30
場所:金沢未来のまち創造館
主催:北陸Tableauユーザー会
参加者数:75名(会場17名、オンライン58名)
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