データ分析で理想の施設候補地を探る ―田尻ゼミが外資系IT企業の専門家から学ぶ―
データサイエンス / 2025.01.17 update

経済経営学部の田尻ゼミは1月9日(木)、CData Software Japan合同会社のPartner Success Engineer今西 涼氏を招き、データに基づく施設立地選定に関する特別講演をオンラインで実施しました。
本講演は、公益社団法人大学コンソーシアム石川の地域課題研究ゼミナール支援事業(復興枠)の一環として実施されたものです。田尻ゼミのユースセンターチームは、一般社団法人第3職員室と連携し、若者の居場所となるユースセンターの候補地選定に取り組んでいます。
今西氏は、自身が実際に注文住宅を購入した経験を例に、データを活用した意思決定のプロセスを解説。「選択肢が多すぎると選べない。まずはデータを使って絞り込みをかけ、めぼしい候補に当たりをつけることが重要」と指摘しました。
講演では、CDataの不動産APIとTableauを組み合わせた可視化手法が紹介され、人口統計や周辺施設などの様々なデータを重ね合わせることで、最適な立地を見出すプロセスが実演されました。
ユースセンターチームのメンバーは「データに基づく客観的な物件評価の手法について理解を深めることができました。若者の居場所づくりという社会課題に、データサイエンスのアプローチで取り組める可能性を感じています」と話しています。
関連URL:
不動産情報ライブラリのAPI を、CData Sync を使ってTableau で可視化!実際に不動産購入してみた話
https://www.cdata.com/jp/blog/real-estate-information-library
【お問合せ先】
北陸大学
田尻慎太郎(たじり しんたろう)
学長補佐(情報・IR担当)/経済経営学部教授/北陸大学データサイエンス・AI教育プログラムコーディネーター
〒920-1154 石川県金沢市太陽が丘1−1
TEL:076-229-1161(代表)
E-mail:s-tajiri@hokuriku-u.ac.jp