アイリスオーヤマと北陸大学、神戸大学、福岡大学が連携 「データドリブンワークショップ」実施
データサイエンス / 2024.09.05 update
北陸大学(石川県金沢市、学長:東風 安生)経済経営学部 経済学科 教授 田尻 慎太郎ゼミは、アイリスオーヤマ株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:大山 晃弘)、神戸大学(兵庫県神戸市、学長:藤澤 正人)経営学研究科 准教授 原 泰史ゼミ、福岡大学(福岡県福岡市、学長:永田 潔文)商学部 教授 太宰 潮ゼミと連携し、マーケティング人材の育成を目的とする「データドリブンワークショップ」を 開始しました。
本学は令和5年度に文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル) プラス」に選定され、データ分析を地域や職場で活かすことができる人材を育成している一方で、実社会のデータを活用して学習する機会が少ないという課題を抱えています。
アイリスグループでは、多くの事業を展開しており、特にロボティクス事業や BtoB 事業、EC サイト「アイリスプラザ」といった事業領域では、高度なデータ分析や戦略立案ができるマーケティング人材を積極採用しています。
データドリブンワークショップでは、3大学が連携して開始する「データサイエンス人材育成プログラム」に、民間企業として初めてアイリスオーヤマ株式会社が参画します。
参加する学生は、アイリスグループが保有するリアル店舗の POS データを活用して売上改善を提案するコース、EC サイトでの顧客行動データを分析することでサイト改善のアイデアを提案するコース、POS データとEC サイトの顧客レビュー・データを分析して利用者の目線での商品企画を提案するコースの中から 1 つを選択して研究を進めます。
同ワークショップは、選択コースについて1 か月ごとに2度の中間報告を行なった後、研究成果を発表する最終報告会を実施します。中間報告会と最終報告会では、同社のマーケティング責任者が学生の研究成果と提案するプランに対して実際の経営活動に採用する場合に必要となるポイントを助言し、最終報告会ではさらに研究成果へのフィードバックも実施します。
本学は、今後もデータサイエンス教育に力を入れて、社会に貢献できる人材育成に努めていきます。
(本件お問い合わせ先)
北陸大学 教務課 kyoumu@hokuriku-u.ac.jp
TEL 076-229-6004(直通)