小学校での3日間の「見取り合宿」
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教職課程 / 2024.04.02 update
2024年2月20日(火)から22日(木)まで、国際コミュニケーション学部2年次生の川内智大さんが、東京都内の小学校にて「見取り合宿」に参加しました。この3日間、小学校4年生のクラスに入り、34名の児童の学校生活のあらゆる場面を「見取る」トレーニングを積み、3日目には国語と算数の時間に「指導」を行いました。
他大学から参加した7名の学生とともに、児童の様子をつぶさに観察したり、直接児童と関わったりする中で、あらゆる場面における児童の思考・感情・願望、そして各児童の人となりを理解しようと努めました。
3日間1つのクラスに入り込み、ほとんどの時間を児童の理解に費やしたものの、児童の本当の思考や感情を理解することは非常に難しく、その過程で大いに悩んだからこそ、指導の難しさをより痛感することとなりました。参加した川内さんも、指導してくださる先生や他大学の学生に圧倒されてしまうかもしれないと不安になりながらも、なんとか頑張ろうと覚悟して挑み、その結果得られたものは大きかったと語ってくれました。
本学教職課程ではカリキュラム内の授業科目に限らず、授業力を高めたり教育に関する知見を深めたりすることができる様々な学外活動(学校訪問、学会・研究会、自主研修など)を随時企画しております。今後も教職課程の様々な取り組みを公開していきますので、是非ご注目ください。