3月15日、国際コミュニケーション学科では、卒業式にあわせて日本語教師養成課程を修了した学生に対して、修了証を授与しました。

日本語教育担当の国際交流センター横田隆志准教授より、菊田爽夏さん、新保沙也花さん、篠島ももさん、森田果歩さん、岸田理沙さんに修了証が手渡されました。菊田さんは王立プノンペン大学で、新保さん、篠島さん、森田さんは南京工業大学浦江学院（中国で日本語教師インターンシップに挑戦）で、岸田さんは本学留学生別科にて教育実習を経験したことにより、課程を修了することができました。

在学中に日本語教育能力検定試験にも合格した菊田さんと新保さんは、日本語教師のキャリアに進むべく、菊田さんはアメリカで日本語教師インターンシップに臨み、新保さんは天津外国語大学大学院日本語学科に進学することになっています。

下記は、二人からのコメントです。

菊田爽夏さん：

日本語教師養成課程を修了することができてとても嬉しく思っています。お世話になった先生方のおかげです。ありがとうございました。今はアメリカの日本語教師のインターンシップに参加するために準備しているところです。簡単なことではありませんが，自分のやりたいことや夢があるというのはとても幸せなことだと思います！これからも大学で学んだことを生かし，さまざまな経験をし学び続けていきたいと思います！

新保沙也花さん：

中国人学生たちと授業内外で関わっていく中で、日常生活はもちろん、彼らの勉強に対しての向き合い方や、将来の展望等は、日本学生と比べてかなり大きな違いを感じました。また、彼らの大学はネイティブ日本語教師がいないという環境であり、授業を見学する中で、良い点と足りない点に気づくことができました。そこから、私たちが彼らに教えることができるのはどのようなことだろう、彼らのために何ができるだろうと、同じく実習に赴いた2人と共に考えました。結果、私たちの授業は100%成功したとは言えませんが、学生達に日本語でコミュニケーションすることの楽しさは伝えることができたのではないかと思います。また、私たちが彼らに日本語を教えるように、学生達も私たちにたくさんのことを教えてくれました。このような機会を与えてくださった、母校と現地大学の先生方、学生達に感謝し、自分の道を進んで行きたいと思います。