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笠原祥士郎教授 著書「王充思想研究」を刊行


研究活動 / 2020.11.12 update

国際交流センター及び留学生別科の笠原祥士郎教授が7月、朋友書店から著書「王充思想研究」を刊行しました。本書の概要は以下のとおりです。

本書は、中国思想史上空前絶後の批判思想家、王充の思想について考察したものである。王充とその思想は、聖人孔子までも批判の的としたため、多くの思想家たちから蛇蝎の如く嫌われた。また、一転して、当時の漢王朝に対する過ぎた称賛は、自己保身に走る曲学阿世の輩の言葉だと侮蔑された。また、彼の唯物主義的思考は、現代中国によって利用され過度に高く持ち上げられた。王充とその思想は、さまざまな先入観に遮られて正しく評価されて来なかった。本書は、王充の言葉を丁寧に聞きながら、彼の真面目を明らかにしたものである。 (笠原教授記)

(参考)東方書店

https://www.toho-shoten.co.jp/toho-web/search/detail?id=4892811845&bookType=jp

 

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