ChatGPT 等の生成系AIの授業における利用について
案内 / 2023.06.22 update
2023年6月22日
学生の皆さんへ
北陸大学教務部長
杉森公一
ChatGPT等の生成系AIの授業における利用について
ChatGPT等の生成系AI(注)が急速に進歩していることは、学生の皆さんもニュース等を通じて、ご存知のことと思います。
これらのサービスは有用である一方、まだ新しい技術ということもあり、確立されたルールもなく、利用に当たっては十分な注意が必要です。
現状における本学の対応については、下記の留意事項に理解を深めていただくようお願いします。
1) レポートや卒業論文等で、ChatGPT 等の生成系 AI が生成した文章等を提出することは、本人が作成したものではないため、成績評価の対象とならないばかりか、北陸大学試験等不正行為規程に規定する不正行為に該当する可能性がありますので、十分注意願います。
ただし、例えば情報系科目で、これを利用して成果物を提出するよう授業担当教員から指示された場合などは、その指示の範囲内での利用を可とします。
2)授業において、これを使う際は、授業担当教員の指示の下、使用することとし、授業担当教員から使用を禁止あるいは制限されたときは、その指示に従ってください。
3)自己学修で使う際も、生成系AI により回答された内容が、不完全なものであることが多々ありますので、鵜呑みにすることなく、あくまでも学修の補助手段として捉え、自らの能力を高めるために利用するよう心掛けてください。授業で暗記した答えを 機械的に再現する、言い換えれば、検索すると容易に答えが見つかるような解答にとどまるのではなく、人間にしかできない創造的な力(ヒューマン・リテラシー)を発揮するよう日々の学修に取り組むことを期待します。
注) 2023年6月時点で、ChatGPT-3.5/4 (OpenAI) 、Bard(Google)、Bing AI(Microsoft)などを含む
【参考】北陸大学試験等不正行為規程(抜粋)
(試験以外における不正行為)
第7条 試験以外における次の各号の行為は、不正行為とみなす。この場合、当該授業への出席が制限されたり、当該授業の成績が著しく低く評価されることがある。
(2)レポート等の提出において、Web上にある他人の文章等を提出する行為