【カンボジア研修レポート】小学校で教育ボランティア「科学実験教室」を実施!~教育ボランティア実践編①~
国際コミュニケーション学科 / 2023.03.01 update
2023年2月1日(水)~13日(月)の期間でカンボジア研修に取り組んだ学生から研修レポートが届きました。
2月7日(火)、カンボジア研修団はバンテアイミアンチェイ州のスララオチョロム小学校※を訪問し、パンニャサストラ大学の学生とともに科学実験教室を開講しました。今回紹介するのは、この科学実験教室に関するレポートです。
前回の「準備編」に引き続き、国際コミュニケーション学科4年次生の竹林舞姫さんと同学科3年次生の岩城みくさんから、レポートが届いています。ぜひご覧ください。
別日に、他の小学校で開催した音楽教育プログラムの様子はこちらからご覧いただけます。
※本小学校は、認定特定非営利法人 日本地雷処理を支援する会(JMAS)が、建機メーカーのコマツから資金提供を受けた安全な村づくりプロジェクトの一環として、校舎を建て替えられました。JMASのご協力により、今回、小学校訪問の機会を頂きました。
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【竹林さんと岩城さんのレポート】
「カンボジア研修奮闘記!~教育ボランティア実践編1~ こんにちは!カンボジア研修チームです!」
今回の報告は、教育ボランティア(科学実験チーム)実践編です!それぞれ沢山の準備をしてきましたが、小学生はどんな反応だったのか、、、?
★科学実験チーム①「糸電話」
カンボジアの小学生に上手く伝わるか、楽しんでくれるか心配でした。でも何とかなる!と思って頑張りました。実際に授業をしてみて、言葉が通じないから、直接自分で説明ができないし、コミュニケーションを取るのが難しいと感じました。でも、私たちがニコニコでジェスチャーしたら、子供たちも返してくれて嬉しかったです。思っていたよりも子供たちが元気で驚きました。ただ、クラスにはお兄ちゃんの付き添いで来ている子がいて悲しい顔をしていたのでどうしたのか聞いてもらうと、「お腹が空いている」と言われました。お腹いっぱいご飯を食べられないことが悲しいと感じました。
★科学実験チーム②「マグネットフィッシング」
初めは、パンニャサストラ大学の学生との間に言葉の壁がある中で、どう協力して子供たちに伝えられるかが不安でした。準備中、基本は日本人が考えたプランを英語で訳して伝えていました。作業していく中で、「これが何に役立つのか、何に使われているのか」などの伝えきれなかった部分を、パンニャサストラ大学の学生に理解してもらうために、ネットで調べたり写真を見せたりしました。互いの理解が一方通行じゃなく、相互理解を深めることを行い、協力しました。
9日に行った音楽教室と合わせて、2つの小学校で教育ボランティアを行いましたが、それぞれ子どもたちの心に残る授業になって嬉しいです!