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【カンボジア研修レポート】小学校で教育ボランティアを実施!~準備編~


2023年2月1日(水)~13日(月)の期間でカンボジア研修に取り組んだ学生から研修レポートが届きました。

今回紹介するのは、国際コミュニケーション学科4年次生の竹林舞姫さんと同学科3年次生の岩城みくさんから届いた、現地の小学校で行った教育ボランティアの準備に関するレポートです。

3チーム(科学実験チーム:2、音楽チーム:1)に分かれ、現地のパンニャサストラ大学の学生に協力していただきながら準備を進めました。学生たちが熱い想いをもって準備をしている様子が伝わってきます!ぜひご覧ください。今後、授業の実践についてのレポートも届く予定です。

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【竹林さんと岩城さんのレポート】

私たちは2月2日(木)から約2週間のカンボジア研修に参加しました。

カンボジア研修では、小学校での教育ボランティアや、地雷処理現場見学を行いました。今日は、私たちが行う教育ボランティアについて紹介します。

教育ボランティアは、科学実験チーム2つ、音楽チーム1つの全3チームに分かれて準備しました!

カンボジアの公用語はクメール語のため、子どもたちは英語を話すことができません。そのため授業の準備には、パンニャサストラ大学の学生に協力して頂きました。北陸大学生が授業の概要を英語で説明し、パンニャサストラ大学生にクメール語で小学生に説明して頂きました。

それぞれどんな授業を行うのか紹介します。

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科学実験チーム①「糸電話」

糸電話は、コップに振動を与えてそれが糸に伝わり、糸を伝って相手のコップに振動が伝わります。その振動を利用して声が聞こえるようになります。この実験を通して、「振動を利用して音を伝えることが出来る」ことを知ってほしい、授業を楽しんでほしいと思い、この授業を行うことにしました。

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化学実験チーム②「マグネットフィッシング」

マグネットフィッシングとは、手作りの魚と釣り竿に磁石をつけて、S極とN極がくっつくという磁石の性質を学ぶことが出来る授業です。

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音楽チーム「※リトミック!~全身でリズムを感じよう~」

カンボジアの歌を歌いながら、私達が制作したダンスを踊る授業を行います。私達が教育支援を行うテチョウ小学校では音楽の授業が無く、音楽を通して学ぶ機会、音楽を楽しむ機会がありません。そのため、この教育支援を通して、彼らの音楽の可能性を広げたいと考えています。音楽には国境が無く、言葉が無くても互いに楽しめるということ、音楽は主体性や協調性など自分を表現することができるということ、音楽は自分の手で創ることができるということを伝えたいです。

※リトミックとは
体を動かしながら、音楽を楽しみながら、リズム感を身に付ける教育方法。楽器が無くても音楽を楽しむことができる。

 

様々な困難がありますが、小学生に楽しく学んでもらえるように頑張りました!

次回は、授業実践編です!

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