北陸大学マネジメント塾が湯涌温泉の活性化の調査報告書研究成果を提出
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経済経営学部マネジメント学科 / 2023.02.14 update
2023年1月27日(金)、地域や企業の課題解決を目的に活動している「北大マネジメント塾」の活動の一環として、経済経営学部4年次生の酒井さん、同4年次生の藤井さん、顧問の森田准教授の3人が、湯涌温泉での定点調査に協力いただいた商店や観光協会に足を運び、調査結果の報告を行いました。
この調査は、コロナ禍における湯涌温泉街の地域活性化に対して行ったもので、今年度の活動の集大成と位置付けています。
調査の結果、去年の4月から比べて全体の来客数は増えていないが、県の支援制度により持ち直しつつあることが見えてきました。また、そのような状況の中でも、貴船商店様ではお店独自の製品が昨年完売し、今年もすでに店頭に出ている数のみとなっているなど、コロナ禍においても非常に人気な商品を生み出すことができているとわかりました。
また、観光協会の方から、今年度の旅館の客室稼働率については、2・3人のグループ客が多く稼働率自体は高いものの、5人などのグループ客が少なくなっており、稼働率に対して客数が少ないという話を聞くこともできました。さらに、1人当たりの客単価は高い一方で、全体としての客単価は低いこともわかっています。
今回明らかになった課題を解決できるよう、今後も活動を続けていきます。