田尻ゼミ ㈱ぐるなびとの連携プロジェクトの発表会をイベント会場&オンラインでハイブリッド開催
経済経営学部マネジメント学科 / 2023.01.17 update

株式会社ぐるなびと提携して研究を進めてきた経済経営学部・田尻ゼミによる「金沢の食文化アップデートプロジェクト発表会」が、1月13日(金)に行われました。
この連携プロジェクトが発足してから3年目にして初のハイブリッド開催で、株式会社ぐるなび 杉原章郞代表取締役社長にもイベント会場である金沢未来のまち創造館にお越しいただきました。
4年生のグループは、株式会社ぐるなびから提供していただいた金沢市内の飲食店の予約データや、全国の飲食店とぐるなびユーザーを対象としたアンケート結果を用いた「コロナ禍前後の金沢市における飲食店利用の実態分析」について発表しました。分析にはBIツールのTableauを用いることで、分析したデータをわかりやすく見える化しています。
留学生グループは、「日中グルメ情報サイトビジネスの比較調査」と題して、留学生らしい視点で日本と中国のグルメ情報サイトを比較し、動画での発表を行いました。
また、3年生の2グループからは「「金沢カレー」ヴィーガン化計画」と「加賀百万石ケバブ事業化プロジェクト」の事業プランが発表されました。学生のメニュー開発には、金沢未来のまち創造館で食の価値創造事業を行っている金沢食藝研究所にもご協力いただいています。
発表会に参加いただいた杉原章郞代表取締役社長からは「プロジェクトも3年目になり、事業計画もより現実的なものになりつつある。事業計画にとって大切な要素のひとつが「心を動かせるかどうか」。今日の発表は聞いていてぜひ現実になって欲しいと感じる発表だったので、これからも頑張って欲しい。また、データを集めるところからどう深みを出すのかが、データ分析の楽しさ。データを調べてそれで終わりとせず、実際に足を運んで調査したり考察を重ねたりすることで、分析を更に深めていってほしい」と講評とアドバイスをいただきました。