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Tableau(Salesforceグループ)・Exploratoryと連携した「北陸大学データサイエンス・AI教育プログラム」を開始


案内 / 2022.05.27 update

北陸大学は、データ分析を地域や職場で活かすことができる人材を育成する「データサイエンス・AI教育プログラム」を2022年4月から開始しました。プログラム対象科目の授業設計や教材提供、ツール利用、講師派遣について、ビジュアル分析プラットフォーム「Tableau」を提供するTableau(本社;米国シアトル、プレジデント兼CEO:マーク・ネルソン)とデータサイエンスソフト「Exploratory」を提供するExploratory, Inc.(本社;アメリカ合衆国カリフォルニア州、CEO:西田勘一郎)と連携し、大量のデータから意味や価値を見いだす「データリテラシー」の向上を目指します。

ポイント

①データ分析ソフト企業2社と連携し、共同開発したデータサイエンス・AI教育プログラム
②全学部の1年生約480名が必修科目でTableauを用いたデータ分析を学ぶ
③授業内で実店舗の販売データを用いた分析コンペティションを実施、優秀者を表彰

北陸大学データサイエンス・AI教育プログラムでは、ビッグデータ時代を生きる学生のデータリテラシー育成のため、全学部1年次必修の同プログラムの情報リテラシー科目でTableau Desktopを用いた演習を実施するとともに、経済経営学部の統計学科目においてはExploratoryを活用することで記述統計から機械学習までのデータ分析を行います。
また実データを用いた実践的な教育のため、株式会社太陽アソシエイツ(石川県金沢市)から分析課題で用いる店舗の販売データを提供いただき、データ分析支援企業のヴェルク株式会社(東京都千代田区、代表取締役:田向祐介)から分析結果の報告方法について指導いただきます。
2022年7月5日には金沢市内でプログラム開設を記念し「北陸大学データサイエンス・AI教育シンポジウム」を開催予定です。

Exploratory, Inc. 西田勘一郎CEOのコメント

現在ビッグデータと言われるように、データの量は天文学的に増えていっています。しかし、その中から意思決定に役立つ知識を見出すことができる人はあまり増えていません。そこで私たちは今から6年ほど前にアメリカのシリコンバレーで、「データサイエンスの民主化」をミッションに掲げてExploratoryを起ち上げました。「データサイエンスの民主化」は学校から始まります。学校でデータの使い方を学んだ学生の方たちが、その後社会に飛びだっていくことで、より多くの人達がデータを元によりよい意思決定をしていくことになれば、それは日本だけでなく世界をも変えていくことになります。
この度は北陸大学でのデータサイエンスプログラムを支援させていただく機会をいただき、大変感謝しております。このプログラムを通して一人でも多くの方がデータを使いこなせるよう、全力で支援させていただきたいと思います。

【教育プログラムの内容】

  • 全学部の1年生が必修科目「情報リテラシー科目」で、Tableauを用いたデータのビジュアル分析を学ぶ。
  • 経済経営学部の全2年生はExploratoryを用い、データの記述統計から統計や機械学習のアルゴリズムを使った分析手法を学ぶ。薬学部、医療保健学部、国際コミュニケーション学部の統計学入門科目ではEZRやHADなどのツールを用いた分析を学ぶ。
  • 情報リテラシー科目と統計学入門科目の両方を合格した学生には修了証を発行する

【プログラム連携企業】

Exploratory, Incについて

Exploratory Exploratoryは2016年の春にアメリカのシリコンバレーで、元オラクルで働く4人の日本人が「データサイエンスの民主化」というミッションの下に起ち上げたスタートアップです。データへのアクセス、データの加工、データの可視化、統計や機械学習のアルゴリズムを使ったデータの分析、そして分析から得られたインサイトのコミュニケーション、というデータサイエンスにおける5つの重要なタスクをシンプルでモダンなUIを通して簡単に行えるExploratoryというツールの開発を行っています。また、データサイエンスの知識とスキルを普及するために、データサイエンス・ブートキャンプなどを通した教育活動も行っています。

https://exploratory.io/

【プログラム協力企業】

ヴェルク株式会社について

ヴェルク株式会社 ヴェルクは、2013年より、流通小売業、メーカー、保険、エネルギー関連など様々な業界の企業に対して、自ら保有する技術・知見を幅広く活かしてデータ分析支援事業を展開しているシステム開発会社です。データ分析支援事業以外にも、受託開発やSaaS運営を行っている経験を活かし、お客様の保有するシステムのデータ調査、それらを使った業務フローの整備、分析用DBやDWH(データウェアハウス)の構築など、分析そのものの業務のみならず、それらに関連した領域も含めて様々な支援業務を提供しています。

https://velc.co.jp/

株式会社太陽アソシエイツについて

太陽アソシエイツは、1988年株式会社北学サービスとして設立以来、北陸大学と共にその業態を変化させながら、1992年より株式会社太陽アソシエイツに社名を変更し、現在は学生食堂、学内売店、学生寮の運営、清掃、警備、損害保険など、北陸大学の福利厚生部門を主とした様々なサービスを提供している企業です。近年はスポーツ振興課を立ち上げ、U15バスケットボールクラブチーム「DiamondLeapsKANAZAWA」の運営を行っています。

【問い合わせ先】

北陸大学学長補佐(情報・IR担当)/経済経営学部教授 田尻慎太郎(たじり しんたろう)
〒920-1154 石川県金沢市太陽が丘1−1 TEL:076-229-1161(代表)
メールアドレス:s-tajiri@hokuriku-u.ac.jp

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