経済経営学部・田尻ゼミ 子育てを考えるイベントを開催
ニュース / 2022.01.25 update
経済経営学部・田尻ゼミと加賀市の公益財団法人あくるめ*によるイベント「フレキシブルシンキング in 加賀」が1月22日(土)、石川県九谷焼美術館ホールで対面とオンライン参加によるハイブリッド方式で開催されました。
昨年に引き続き公益社団法人大学コンソーシアム石川の地域課題研究ゼミナール支援事業の共創支援枠に採択された田尻ゼミでは、あくるめと連携してまちで活躍する人材の育成をテーマに活動してきました。
今回で5回目を迎えた本イベントでは、「子育てもまちもプラスに!」と題し、子育てを通じたまちづくりについて、神奈川県横浜市の認定NPO法人こまちプラス代表の森祐美子氏にオンラインでご講演いただきました。現地では、片山津児童センターと加賀市育児サークル連絡協議会「ぴよぴよ・かが」から活動内容をご紹介いただきました。田尻ゼミの3年生は全国の放課後児童クラブに関する調査結果を紹介するとともに、加賀市内の子ども人口の推移をBIツールのTableauを使って発表しました。最後に学生も加わったパネルディスカッションで意見交換を行いました。
参加した学生は「ハイブリッド形式ではオンラインのみに比べて機材準備やトラブル対応などの面で難易度が高かった。しかし自分達が場を提供できたことで、加賀市で新たな交流を生み出すことができ、大きな達成感を得ることができた」と感想を述べ、こまちぷらすの森代表からは「パネルディスカッションでの学生の皆さんからの質問が大変鋭かった。学生の皆さんの発表のように、地域をファクトから見直すことは大変有意義で、そうした時間を団体・サークルの皆さんが持てたことは良かったのではないかと思います」と感想をいただきました。
*石川県加賀市に特化した財団法人。若者一人ひとりの小さな想いを支援し、持続可能な未来に向かって子ども達の笑顔がいきかう元気な地域をつくることを目的とする。