情報の公表

RELEASE OF INFORMATION

北陸大学アセスメントプラン

 本学における学生の学修成果の評価(アセスメント)は、様々なIR(Institutional Research)活動を通じて、大学レベル、学位プログラムレベル、授業科目レベルの学修成果を多面的・総合的に評価することにより、大学及び学部・学科の3つのポリシー及び学位プログラムの改善につなげること、また、学生の成長を可視化し、自己評価力を高めることにより、学生を主体的・自律的な人材へと成長させることを目的に、以下のアセスメントプランに基づいて実施する。
 なお、アセスメントに際しては、分野別評価を含む、外部機関による認証評価のほか、外部機関からの意見聴取、外部団体の試験などの客観的評価も積極的に取り入れる。

(1)大学レベル

 「北陸大学内部質保証の方針」(2020年度第3回自己点検・評価委員会承認。2020年度第4回教学運営協議会承認)に基づき、教育の質保証・質的向上に関することを任務の一つとする教学運営協議会において、ICTを利活用した質の高い教育を実現するための全学的な計画やDXによる教育の質的転換を支援する取組についての協議を行うほか、北陸大学教学運営協議会の下に設置する全学教務委員会において、大学の3つのポリシーが適切であるか、また、本学のカリキュラムが大学の3つのポリシーに基づき適切に機能しているか、多面的、総合的な評価を行う。
 教学運営協議会は、自己点検・評価委員会に事業計画の進捗報告を行い、自己点検・評価委員会は、それに対する評価を行うことを通じて、様々なレベルの評価を総合的に分析し、学修成果の総括的評価を行う。

(2)学位プログラムレベル

 各学部・学科で、その特色を踏まえたアセスメント・マップを策定し、これに基づき、学生の4年間(薬学部は6年間)の成長を可視化し、卒業時に、卒業認定・学位授与の方針(DP)に到達しているか、また、学年ごとに、1年間の学修を通じて、学生が年間の到達目標に到達しているかを評価する。

(3)授業科目レベル

 個々の授業担当教員が学修の評価を正しく行うことがアセスメントの根幹となることから、厳格な成績評価の実現に向けて、以下の点を徹底する。
・授業の到達目標を適切に評価するために、学力の3要素ごとに切り分けた評価方法を用いて、多面的な評価を行う。例えば、授業内で学生に作成させるレポートやプレゼンテーション等の成果物は、ルーブリックを基に評価・採点し、学生にはなるべく速やかなフィードバックを行う。
・関心・意欲・態度及び技能などの観察評価を行う必要がある科目については、それぞれの到達目標と学修内容に応じた評価基準を設けたうえで評価を行うこととし、評価基準をシラバスに明記する。

(2022年度第9回教学運営協議会制定)
(2023年度第6回教学運営協議会改正)