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カンボジア研修:農業支援研修


国際コミュニケーション学部では、8月15日から9月5日までカンボジアで研修を実施しました。本研修には、15名の学生が参加しました。

8月29日、認定特定非営利活動法人 日本地雷処理を支援する会(JMAS)が、日本のODAの公的資金や建機メーカー・コマツから寄付された資金を使って、バンテアイミアンチェイ州で行っている農業支援について学びました。

下記は、国際コミュニケーション学科3年次生の宮本慶駿さんのレポートです。

 

【宮本さんのレポート】

私たちはJMASさんが支援されている地域の村長さんの畑を見学しました。

農業支援は村民の貧困を無くすために行っているそうです。村民の皆さんに農地の開墾、肥料や種選びの重要性、種まきの重要性などを指導されています。

支援にとって最も重要なことは「再現性」だそうです。カンボジアの農村部には貧困で苦しむ人が多く、日本の農家さんのように機械を使って作業することはできません。また、農業への知識も不十分なため、誤ったやり方で農業を始めてしまい、うまくいかずやめてしまうという人もいるそうです。そこでJMASは別の村人たちに農業を教えられる人材を育てることでその地域だけの力で農業を発展させられるような支援をされているそうです。

この研修を通して、支援というものは一体どのように行われるのか、何が重要なのかを学ぶことが出来ました。単純に求められているものをそのまま与えるのではなく、生み出せるような知識や技術を指導していくことで支援者がいなくなっても、それらの知識や技術が失われないようにしていくことが国際協力であるということを学ぶことができてよかったです。私も将来、こういった国際協力に携わりたいと考えているので良い経験になりました。

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