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回顧:2023年海外研修 カンボジア研修


2023年8月16日から9月7日、カンボジア研修を実施しました。本研修には、国際コミュニケーション学部国際コミュニケーション学科11名、心理社会学科3名が参加しました。

研修中、最貧国州プレアヴィヒア州のスラエム村テチョウ小学校において科学実験教室を開きました。カンボジアでは、教員不足から理科の授業は座学ばかりで実験のような体験から学ぶ授業はないそうです。そこで本学の学生は、王立プノンペン大学外国語学部日本語学科の学生4名とともに科学実験の機会を作りました。

この科学実験教室は、テチョウ小学校の支援をしてきた特定NPO法人 日本カンボジア文化産業振興会の協力により、「プレアヴィヒアにおける科学実験を通じたSTEM教育による児童支援」として在カンボジア日本大使館から日カンボジア友好70周年記念事業の認定を受けました。

下記は、国際コミュニケーション学部国際コミュニケーション学科3年の元谷公乃さんのレポートです。

 

【元谷さんのレポート】

テチョウ小学校での科学実験教室で私たちは、氷と塩を使ってゼリーを凍らせるという実験を3日間にわたって行いました。小学生に対して授業を行うことも初めての上、海外の子供たちに科学実験の授業を行うことに対してとても心配していましたが、カンボジア人学生による通訳のおかげで、何とかやり遂げることができました。

1日目と2日目は失敗続きで思ったように授業を進めることができませんでした。しかしカンボジア学生と上手くコミュニケーションを取り合い、事前のグループ・ミーティングを積み重ねていくことで最終日の授業は大成功を収めることができました。子供たちも大興奮で、楽しそうにしている姿を見ることができて、すごくうれしかったです。

今回の経験を通して、子供たちに興味を持たせるにはどのような工夫をすればよいのかを考えることにとても苦労しました。しかし、子供たちの笑顔が励みになり、すごく貴重で忘れられない経験となりました。

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