【カンボジア研修レポート】地雷・不発弾処理現場での研修に参加!
国際コミュニケーション学科 / 2023.02.22 update
2023年2月1日(水)~13日(月)の期間でカンボジア研修に取り組んだ学生から研修レポートが届きました。
今回届いたレポートは、2月6日(月)に行われた、認定特定非営利活動法人「日本地雷処理を支援する会(JMAS)*」による地雷・不発弾処理現場での研修に関する内容です。
当日は、安全のためにヘルメットや防具を着用して実際の活動を見学しました。研修を通じて地雷処理の現状や過酷さを肌で感じ、参加学生たちは多くの学びを得ることができたようです。
現地で実際に研修に参加した、国際コミュニケーション学科3年次生の開澤緋莉さんから、レポートが届いています。ぜひご覧ください。
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【開澤さんのレポート】
認定特定非営利活動法人である日本地雷処理を支援する会(JMAS)の地雷・不発弾処理現場での研修に参加しました。
JMASの地雷・不発弾は、ヘルメット・防具を着用して地雷発見機を使った人力による処理と、石川県内にも本社機能を持つ大手建機メーカー「KOMATSU(株式会社小松製作所)」が提供する対人地雷除去機を使った処理が行われています。
見学の際にヘルメット・防具を着用して、暑い環境の中で作業している過酷さが分かりました。また、KOMATSUの機械に乗車して作動の様子を見させていただきました。
さらに対戦車用地雷の爆破を実際にみて、爆破位置から300メートル離れた場所でも風圧と爆音に恐ろしさを肌で感じました。
しかし、貧困のせいで命が脅かさせる地雷未処理の危険な土地に住んでいる人々がいます。
カンボジアにおけるJMASの活動は、処理するだけでなくその後も農業支援活動や安全な村づくり事業のような持続可能な支援を行っています。
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*日本地雷処理を支援する会(JMAS)とは
現在カンボジア、ラオス、パラオで地雷・不発弾の除去、ミクロネシアで沈船の油漏れ対策を行っています。また、地雷・不発弾を除去した跡地で道路建設、農地整備等住民の生活を改善する事業を行っています。
Facebookにて本学の研修の様子を発信してくださっています。JMASのFacebookはこちらから。