北陸大学大学院医療保健学研究科医療保健学専攻では、臨床検査学や理学療法学の領域において、健康増進、疾病・障害の予防、保健活動や生活指導などの役割や必要性を理解し、保健医療や地域医療の課題、疾病や障害構造の変化に対応できる高い専門性を有し、臨床所見を科学的に分析する研究法と科学的根拠に基づく課題解決力・実践力を身につけ、質の高い医療を提供できる高度専門職業人を養成することを目的としています。
研究科・専攻名称
北陸大学大学院医療保健学研究科医療保健学専攻
学位名称
修士(医療保健学)
開設年度
2025年4月
修業年限
2年 ※長期履修制度あり
入学定員
医療保健学専攻 3名
人材養成の目的
臨床検査学や理学療法学の領域において、健康増進、疾病・障害の予防、保健活動や生活指導などの役割や必要性を理解し、保健医療や地域医療の課題、疾病や障害構造の変化に対応できる高い専門性を有し、臨床所見を科学的に分析する研究法と科学的根拠に基づく課題解決力・実践力を身につけ、質の高い医療技術を提供できる下記領域の高度専門職業人を養成する。
【臨床検査学領域】
臨床現場で検査情報を有効活用するための専門的知識及び分析技術、感染症の原因及び感染制御に関する専門的知識、臨床現場における課題を解決するための研究手法を修得し、科学的根拠に基づき、状況に応じた医療技術と課題解決策を提供できる人材を養成する。
【理学療法学領域】
運動器等に起因する身体運動機能障害及び先天障害や認知症、発達障害を含む心身機能の障害や加齢等に起因する生活機能障害の専門的知識・技術、臨床現場における課題を解決するための研究手法を修得し、科学的根拠に基づき、状況に応じた医療技術と課題解決策を提供できる人材を養成する。
研究指導教員
専門領域 | 教員氏名 |
---|---|
臨床検査学領域 | 油野 友二/小宮 智義/佐藤 妃映/清水 慶久/周尾 卓也/關谷 暁子 |
理学療法学領域 | 大畑 光司/少作 隆子/染矢 富士子/大工谷 新一/金澤 佑治/野口 雅弘/岡山 裕美/合田 明生/宮地 諒 |
教育課程
本研究科では、臨床検査学、理学療法学及び関連領域の教育を受けた学生や社会人などに対し、体系的に編成された「基盤科目」「専門科目」「特別研究」により、高度な専門的知識と研究能力・実践力の修得を目指します。
科目区分 | 科目名称 | 開講年次開講期 | 必修選択 | 単位数 | 備考 | ||
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基盤科目群 | 医療保健学特論 | 1年前期 | 必修 | 2 | |||
医療保健学研究法特論 | 1年通年 | 必修 | 4 | ||||
地域医療連携特論 | 1年前期 | 選択 | 2 | ||||
病態生理学特論 | 1年前期 | 選択 | 2 | ||||
健康医科学特論 | 1年前期 | 選択 | 2 | ||||
医療統計学特論 | 1年前期 | 選択 | 2 | ||||
疾患薬理学特論 | 1年後期 | 選択 | 2 | ||||
健康心理学特論 | 1年後期 | 選択 | 2 | ||||
教育方法学特論 | 1年前期 | 選択 | 2 | ||||
臨床教育学特論 | 1年後期 | 選択 | 2 | ||||
専門科目群 | 共通科目 | 人体機能学特論 | 1年前期 | 必修 | 2 | ||
人体機能学演習 | 1年後期 | 必修 | 2 | ||||
領域科目 | 臨床検査学領域 | 病態分析検査学特論 | 1年後期 | 選択 | 2 | ||
病態分析検査学演習 | 2年前期 | 選択 | 2 | ||||
感染制御学特論 | 1年後期 | 選択 | 2 | ||||
感染制御学演習 | 2年前期 | 選択 | 2 | ||||
理学療法学領域 | 運動機能回復学特論 | 1年後期 | 選択 | 2 | |||
運動機能回復学演習 | 2年前期 | 選択 | 2 | ||||
生活機能回復学特論 | 1年後期 | 選択 | 2 | ||||
生活機能回復学演習 | 2年前期 | 選択 | 2 | ||||
特別研究 | 医療保健学特別研究 | 1年後期~2年通年 | 必修 | 8 |
修了要件
本研究科に2年以上在学し、次の各科目区分における必要要件を満たしうえで、合計30単位以上を修得し、本研究科が実施する修士論文の審査及び最終試験(口頭試問)に合格したものとする。
医療保健学研究科 医療保健学専攻 | ||
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基盤科目群 | 必修科目 6単位 | 基盤科目群及び専門科目群の選択科目から8単位以上 |
専門科目群 | 必修科目 4単位 選択する領域から4単位以上 専門科目群の領域科目のうち4単位は、選択する領域から各特論と繋がる演習科目を修得すること。ただし、4単位を超える場合はその限りではない。 |
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特別研究 | 必修科目 8単位 | ― |
合 計 | 30単位以上 |
長期履修制度
長期履修制度とは、職業を有している、出産、育児、介護を行う必要がある等の理由により時間的制約があり、修業年限では卒業・修了が困難な方に対して、標準修業年限(2年間)を超えて一定の期間(最長4年間)にわたり計画的に教育課程を修了することを認める制度です。また、視覚障害、聴覚障害、肢体不自由その他の障害を有している方で、その事情により著しく学修時間の制約を受ける方についても申請することができます。
なお、学費等納入金は、標準修業年限(2年)と長期履修制度(3、4年)の納入金合計額は同額です。
学費等納入金
初年度 | 2年次 | |||||
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入学手続金 | 後期 | 計 | 前期 | 後期 | 計 | |
入学金 | 200,000 | - | 200,000 | - | - | - |
授業料 | 370,000 | 370,000 | 740,000 | 370,000 | 370,000 | 740,000 |
計 | 570,000 | 370,000 | 940,000 | 370,000 | 370,000 | 740,000 |
※本学卒業生の場合、入学金相当額(200,000円)を免除します(入学後に手続をし、支給します)。
※上記のほか、学生教育研究災害生涯保険料などが必要となります。
お問い合わせ先
北陸大学 教務課
TEL 076-229-6004
E-mail kyoumu@hokuriku-u.ac.jp