専門
- 数学
- 教育学
主な担当科目
- 数学
- 教職科目
所属学会
趣味
- ランニング
私の考えていること
私は学校という場が大好きでした。それは、数学という学問に出会えたこともあるのですが、先生や学友といった他者との関係性から得られたものが、心の奥底から体内に浸透し、自分を形成していってくれたからだと感じているからです。そういうある意味感謝の思いがあって、教えるということを生涯の仕事として選びました。教育の現場では、若者が成長していく過程を見ることができます。すると、不思議なことに、自分も成長していることに気づきます。新しく生まれてくる技術革新を取り入れつつ、共に成長できるこれからの「学びの場」を考えていきたいと思います。
高校生へのメッセージ
将来どのような仕事をしていくのか？ 自分のことを振り返ってみると、高校入学時にはカタチもなかったものが、高３の時に、大学で何を学ぶかを考えることである程度の像ができあがり、大学で就職活動を始める頃には、いくつかの職業の候補の一つとして「教える」が確かに存在していました。高校や大学で受けた刺激によって、就きたい職業がいくつもあった私にとって、仕事を一つに絞ることは、そのほかの夢を切り捨てることでもあり、ずいぶんと悩んだことを覚えています。
若い皆さんには、大好きなこと、生涯をかけることができることをぜひ見つけてほしいと願っています。人生は楽しいことばかりではありませんが、私の経験上、大好きなことはきっと苦しい時にもあなたを助けてくれると思います。
おすすめの本
- 『生物と無生物のあいだ』福岡 伸一