専門
- 朝鮮半島地域研究
- 東アジア論
主な担当科目
- 朝鮮半島研究
- 中国現代史
- 東アジアの国際関係
- 日本の安全保障
- 朝鮮語
趣味
- メガネ収集
- 読書(年間200冊は読みます)
- 映画鑑賞(DVD含め、年間50本は見たいです)
- 水泳
- 学生との飲み会
私の考えていること
東アジアという地域は、多様性に富んだ地域である。文化、経済規模、政治体制、宗教、軍事力、歴史など、多種多様である。交流の歴史も「浅い」。
そうした東アジアが、「共同体」を作ろうと動き始めている。現実を見れば、こんなにバラバラな地域がとうてい統合できるとは思えない。そうであるならば、そんな無駄なことに労力を割く必要はない。そんな風に言う人もいる。本当にそうだろうか。
否定的な現実を見て、否定的な未来を想像し、止めてしまうのは簡単だ。重要なのは、そうした現状であったとしても、どうすれば美しい未来を創造できるか、頭を悩ませることである。幸いなことに、一緒に共同体を作ろうという仲間が、東アジアにはたくさんいる。一人では解決できないことも、皆が一緒に頭を悩ませれば、いい知恵が出るかもしれない。
東アジアは、人類の歴史上、初めてともいえるくらいの難事業に取り組んでいる。そうしたとき、東アジアの未来を創造するために、私は何が出来るだろうか。
私は、そんなことを考えています。
高校生へのメッセージ
大学生の間にして欲しいこと。
1. 必ず、海外に出ること。
2.「話す友達」だけではなく、「議論する相手」を作ること。
3.バイブルと言えるような、自分にとって価値のある本を見つけること。
身体も、心も、人間関係も、どんどん外に向かっていって欲しいと思います。
人生の最大の喜びは、未知なる物との遭遇です!
おすすめの本
- 高木徹『ドキュメント戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争』(講談社、2005)
アメリカ政治社会の構図と、情報がいかにたやすくコントロールされるのか、その危険性を知らしめてくれます。 - ドン・オーバードーファー『二つのコリア 国際政治の中の朝鮮半島』(共同通信社、2002)
なぜ北朝鮮は核兵器を欲するようになったのか。現代における朝鮮半島問題の根源を知るには最適の一冊です。