教員紹介

INTRODUCTION OF TEACHERS

藤井 義也


藤井 義也

専門

  • 臨床工学
  • 臨床検査
  • 血液浄化学

主な担当科目

  • 安全管理学実習
  • 生体機能代行装置学時実習
  • 医用工学概論実習
  • 生化学実習
  • 臨床実習

所属学会

  • 日本臨床工学技士会
  • 石川県臨床工学技士会
  • 石川県臨床衛生検査技士会

趣味

  • バスケット
  • 登山
  • マラソン

私の考えていること

 私は透析の現場で臨床工学技士、臨床検査技師として働いてきました。日本で透析医療が保険適応になって50年以上経ちます。当時は半年生きられるかどうか分からないような治療だったと聞いていますが、現在の透析医療は技術と機器の進歩により、安全に快適な透析を受けられるようになりました。医療機器が進化していく中で臨床工学技士の役割は大きく、やりがいのある仕事です。
 臨床工学技士は「工学」と付くので機械ばかり触れるイメージがあるかと思いますが、実際は患者さんに触れることが多いです。透析の現場では患者さんとの距離が近く、コミュニケーションは必須です。透析の条件は患者さんの年齢やADL、生活環境、体調などを踏まえて、患者さんや他業種のスタッフと一緒に考えながら設定します。コミュニケーションが不足していると、患者さんは満足した治療が受けられないかもしれません。大学ではコミュニケーションの重要性や大学での勉強がどう臨床に活かされるか、臨床での経験などを学生に少しでも伝えられればと考えています。

高校生へのメッセージ

 自分が高校生の時に、自分の将来像は全く見えていませんでした。自分のやりたいこと事が分からないということは、考えを変えれば、何にでもなれるということです。可能性は無限大です。
 もし医療の世界に入りたい、臨床検査技師や臨床工学技士になりたいのであれば、できる限りお手伝いします。一緒に北陸大学で勉強しましょう。

おすすめの本

  • プロフェッショナルの条件 P・F・ドラッカー 著  ダイアモンド社
  • 自衛隊防災BOOK マガジンハウス

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