専門
- 情報社会論
- 経営情報論
- 科学技術社会学
主な担当科目
- 情報社会論
- 経営学入門など
所属学会
- 組織学会
- 日本情報経営学会
- 日本社会学会
趣味
- 食べ歩き、読書、ボルダリング
私の考えていること
私は科学技術と経済、経営、社会との相互作用に関心をもっています。私たちの日常生活はさまざまな科学技術に支えられて成り立っています。例えばパソコンや携帯電話をまったく使わない生活などは、現代社会ではなかなか想像できないのではないでしょうか。日常生活の場面から離れると、人工知能や仮想通貨といった先端情報技術は社会のあり方に大きな影響を与えるものであり、またこうした先端科学技術には開発者の社会変革の意図が埋め込まれていたりします。このように科学技術と社会が互いに影響を与えて成り立っていることを焦点化した理論的視座としてアクターネットワーク理論という理論があるのですが、私はこの理論の意味内容の明確化や応用可能性の検討に取り組んでいます。また、大学にとどまらず企業や行政などを巻き込む形で研究開発が加速している、先端科学技術の事例における法/倫理/社会的課題(ELSI)の分析にも関心をもっています。
高校生へのメッセージ
私が高校生だった時の夢はジャーナリストでした。大学入学以降は色々な経験をして、現在は当時の夢とは違う職業に就いています。ただ、当時の夢に向かって経験したことは決して無駄ではなく、今の自分の大きな糧になっています。ご自身の今の興味関心や夢を大事にしながら、貪欲に挑戦を続けてほしいと思います。
おすすめの本
- 高橋勅徳『アナーキー経営学』NHK出版
- 小川さやか『「その日暮らし」の人類学』光文社
- 佐藤優『同志社大学神学部』光文社