教員紹介
INTRODUCTION OF TEACHERS

齋藤 大明

齋藤 大明

専門

  • 物理化学
  • 計算創薬
  • 分子シミュレーション

主な担当科目

  • 数学
  • 物理学
  • 物理化学Ⅰ
  • 基礎ゼミⅠ・Ⅱ

所属学会

  • 分子シミュレーション学会
  • 生物物理学会
  • 化学会

趣味

  • 晩酌
  • 深夜ラジオ

私の考えていること

薬は原子が化学結合することによって構成される「分子」であり、その薬分子は、私たちの生理機能と関係する「タンパク質」に結合することによって、はじめて薬としての機能が発現されます。不思議なことに、タンパク質は数多に存在する化合物の中から、特定の分子のみを認識して結合することが知られています。薬分子となりえる化合物の候補数はおよそ10の60乗個(!)あると言われていて、その中から最適な分子を見つけるために、世界中の大学や研究所が凌ぎを削って研究しています。多くの場合、沢山の検証実験を行って候補となる薬分子を探すのですが、私の場合は試験管を用いた実験ではなく、コンピュータを用いた新しい薬分子の発見、設計に関する研究を行っています。分子の種類や形をどんなふうに変えたら、病気に関連するタンパク質とうまく結合するのか?そのための新しい方法を作りだせないか?そんなことを大学の研究室で日々考えています。

高校生へのメッセージ

若い学生の間では「意識高い系」という言葉がよく使われているそうです。これは他の人より意識が高く、自己研鑽に励んでいる人のことを指すそうです。私はこの「意識高い系」という言葉はあまり好きではなく、ともすれば積極的に学ぶ人のことを揶揄するような感じで使われているように感じます。私は、学生さんにはむしろ「意識高い系」の人になるように伝えたいと思います。大きなことを成し遂げた方は皆、志を高く掲げて努力をされてきた方だと思います。学生の皆さんには、そういった方をロールモデルとして、ぜひ「地域に貢献する薬剤師になる」とか「世界に求められる国際人になる」といった高い意識をもって、自らの成長を臨むような学生になってもらいたいと思います。自分には能力がないとか、才能がないから無理だとは思わないで欲しいです。どんな方でも、小さくても良いから階段を一歩ずつ登って高みを目指すようなマインドを持って欲しいと思います。

おすすめの本

  • ご冗談でしょう、ファインマンさん(岩波現代文庫)
  • マックスウェルの悪魔―確率から物理学へ (ブルーバックス)