専門
- 日本語教育
主な担当科目
- 会話・聴解
- 文法
所属学会
- 日本語教育学会
趣味
- 読書
- 旅行
- ジム
私の考えていること
初めて日本語教師として教壇に立った時、そのクラスの学生は6人だけでした。その学生たちは、クラスメイトと話すことは日本語を身につけるには無駄だと考え、日本人である私と話すことだけを求めていました。しかし、これでは60分授業でも、10分授業×6をやっているようなもので、授業が成り立ちません。学習者どうしが共に学ぼうとするクラスを作ることの大切さを痛感したできごとでした。
実際、学習者間の関係のよいクラスのほうが成績もいいようです。関係がよければ、分からないことがあっても仲間に聞けるし、また授業中に間違えても笑い飛ばせるので、難しいことに挑戦できるからです。授業にどんな仕掛けをすれば、学生たちが共に学びあい日本語力を高められるのか、日々それを考えています。
高校生へのメッセージ
いろいろな経験や体験を積むこと。そしてたくさん考えること。夢中で何かをやること。人はいつでも成長できますが、高校生の頃にしかできない成長もあります。この時期に自分の基礎を作り、幅を広げておきましょう。
おすすめの本
- 稲盛 和夫『生き方』
- ショーン コヴィー『7つの習慣ティーンズ』