専門
- 老年期理学療法学
- 予防理学療法
主な担当科目
- 老年期障害理学療法学演習
- 神経障害理学療法学実習
- 予防理学療法学
- 地域理学療法学
所属学会
- 日本理学療法士協会
- 日本老年医学会
- 日本早期認知症学会
- 日本生体医工学会
- 日本ヘルスプロモーション理学療法学会
趣味
- 音楽鑑賞
- 読書
私の考えていること
私は「認知症の予防」を研究テーマとしている。いうまでもなく、認知症は大きな社会問題である。リハビリテーションの現場でも、予後の悪化や治療遂行の妨げになり、その影響は大きい。現時点で認知症に対する治療薬はないため、発症前の予防が重要である。近年、運動介入による認知機能の維持・改善効果が報告されている(運動療法は理学療法士が得意とするところである)。私は、運動がどのようなメカニズムで作用するのか、どの様な運動が最も効果的であるのを知りたい。また、最近着手した脳波測定による脳機能解析を用いて、認知症の方の脳では何が起きているのか、どの様に脳の働きが変化すれば認知機能の改善につながるのかについても明らかにしたい。これらの関心領域を研究し、いつか自分なりのやり方で、人の役に立つことができればと考えている。
高校生へのメッセージ
大学時代の経験は、かけがえのない一生の宝物になります。豊かな自然に囲まれた北陸大学のキャンパスで、多くの仲間や教員と共に、今しかできないことに精一杯打ち込む4年間を過ごしてみませんか。
おすすめの本
- 福岡 伸一 『生物と無生物のあいだ』 講談社現代新書
- 村上 春樹 『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』 文藝春秋