皆様におかれましては、平素より北陸大学の教育・研究活動に温かいご支援、ご理解を賜り、厚く御礼申し上げます。
1975(昭和50)年4月に薬学部単独でスタートした本学は、創設者・初代理事長である林屋亀次郎が掲げた「自然を愛し 生命を尊び 真理を究める人間の形成」を建学の精神、「健康社会の実現」を使命・目的として、これまでに2万3千人余の卒業生を輩出してまいりました。開学当初からの基本構想の一つである総合大学化を着々と進め、現在では薬学部、経済経営学部、国際コミュニケーション学部、医療保健学部の4学部7学科体制とし、創立50周年の節目となる2025(令和7)年度には、大学院の設置も検討しております。
現在、創立50周年記念事業の一環として、学生の教育環境の充実を目指したキャンパス整備や本学のシンボルである「五人扶持の松」がある北陸大学教養別館の整備等に資するための募金の募集を行なっております。また、この度の令和6年能登半島地震の発生により、能登半島地震支援募金についても併せてご支援をお願いすることとなりました。
「学生の成長力No.1の教育」を標榜する大学として、自ら学び、考え、行動する力を持った学生の育成に、これからも教職員一同、一丸となって邁進する所存でございますので、同窓生、在学生の保護者、本学関係者ならびに有志の皆様におかれましては、何卒本趣意書の取り組みにご賛同いただき、特段のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
※北陸大学教養別館:この地の学問を奨励した加賀藩5代藩主綱紀公(松雲公)にちなみ、学校法人松雲学園(現学校法人北陸大学)として設置認可を受けた本学は、校章に松葉菱紋形を取り入れ、スクールカラーも松にちなんで「深緑」とするなど、松とは深い由縁があります。本学の保護者会である「松雲友の会」や創立40周年を記念して建てられた「松雲記念講堂」などの名称も、すべて教養別館内の庭園にある五人扶持の松がその由来となっています。