キャンパス紹介

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アクティブラーニング


 アクティブラーニングとは、『教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。』1 とされています。つまり、単に聞くだけではなく、書く、話す、考えるなどの行動を伴った教育・学修の方法です。
 アクティブラーニングには、
① 各教科の基礎的・基本的な知識・技能を『習得』するための、学生自身が読み、書き、考えることを基本とした学修(学生がコメント・質問を書く、理解度テストをする他をし、教員がフィードバックする など)、② 各教科の知識・技能を『活用』した学修(実験実習とそれらを基にしたレポートの作成、文章・資料を読んだ上での自分の考えの論述他をし、教員がフィードバックする など)、③ それまでに得た知識を使って『探究』する発展的な学修(『習得・活用』によって知識が醸成してきた段階での、教科を横断した総合的なグループ学習型の講義・実習、高学年における卒業研究  など)といった方法があります。また、『習得・活用・探究』は、一方向だけではなく、例えば、『探究』しながらも、時に振り返り『習得』することも必要です。
 このように、アクティブラーニングといっても、学修の各段階や目的によって取り組む課題が違うため、そのスタイルは多種多様なものになると言えます。

<参考資料>
1. 新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて〜生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ〜(中教審答申)

アクティブラーニングに対応したフレキシブルな教室

 北陸大学のアクティブラーニング教室には、フレキシブルな空間と学修活動をサポートする各種のツールが用意されており、授業での活用のほか、授業以外にも柔軟に対応できます。
 例えば、グループ学習型のアクティブラーニングでは、こんな進め方があります。
  ①1人で考えをまとめ、隣の席の人と対話し、さらに下図のように机を移動して4人、6人で討議する。
  ②ホワイトボードにアイデアをどんどん書き込み、自分たちのよいアイデアを共有する。
  ③よいアイデアを整理しプレゼンテーションを行う。
 他にも、進め方はたくさんあります。
 ゼミ活動、授業、勉強会、教職員の研修、研究成果発表会、部活動・サークル活動のミーティング、グループ学習型講義・実習、電子会議など、いろいろな活動に利用できます。

アクティブラーニング

アクティブラーニング教室の紹介
【薬学キャンパス】

  • 419P(第一薬学棟4階)

    419P

    (薬学教育推進センター)
    少し広めのスペースで、移動式スクリーンやホワイトボードを利用したグループワークのほか、ピアサポートの場としても活用されています。

    • 広さ(183m2
    • デスク&チェア(88人分)
    • 100インチ移動式スクリーン(1台)
    • 移動式プロジェクター(1台)
    • ホワイトボード(移動式)(12台)
  • 105PN 講義室(第二薬学棟1階)

    105PN 講義室

    42インチモニター4台と大型スクリーンを設置。
    レイアウト自在で、スモールグループによるディスカッションやプレゼンテーションの練習に最適です。

    • 広さ(99m2
    • テーブル&チェア(24組)
    • 42インチモニター(4台)
    • ホワイトボード(移動式)(8台)
    • 大型スクリーン、プロジェクター
  • 302A・303A講義室(薬学別館3階)

    302A・303A

    教室の前方・後方にスクリーンを設置。
    スイッチャーにより映像・音声の切り替えが可能。
    SGDやPBLに活用してください。

    • 広さ(120m2
    • テーブル&チェア(60組)
    • 大型スクリーン、プロジェクター(2組)
    • ノートパソコン(9台)
    • 両面ホワイトボード(移動式)(10台)

授業での利用法

実務実習事前学習

 ワールドカフェ方式のスモールグループディスカッションなどを行っています。

授業以外での利用法

■ ピア・サポート勉強会

 宿題や課題の取り組みに対して、上級年次のピア・サポート学生がボランティアで勉強を教えるなど、学生同士が協力して勉強を行っており、教える側、教わる側双方の学力向上に役立てています。

■ 石川県薬剤師会との意見交換会

 ホワイトボードを活用したKJ法や、ITを活用した知識・情報の再確認作業などを行った上で、ディスカッションを行っています。
 他にも、ディスカッションやディベートの練習、サークルや学園祭などの課外活動の打ち合わせ、就職活動の面接練習などにも活用されています。

アクティブラーニング教室の紹介
【太陽が丘キャンパス】

  • 322・323・325・326演習室(太陽が丘2号棟3階)

    322・323・325・326演習室

    52インチモニターや壁面ホワイトボードを設置。
    ゼミでのグループディスカッションやプレゼンテーションに大いに活用してください。

    • 広さ(50m2
    • 2人掛けテーブル&チェア(18人分)
    • 52インチモニター
    • プロジェクター
    • ノートパソコン
    • 壁面ホワイトボード
    • ホワイトボード(移動式)(1台)
  • 301・401講義室(太陽が丘2号棟3・4階)

    401講義室
    新設!

    最大100人までの大人数でのアクティブラーニングが可能。グループワークやプレゼンテーションなど、フレキシブルに利用できます。

    • 広さ(200m2
    • デスク&チェア(100人分)
    • 65インチモニター(3台)
    • 電動式120インチスクリーン
    • プロジェクター
    • 壁面ホワイトボード
    • 移動式ホワイトボード(20台)
  • ソフィアルーム(図書館本館4階)

    ソフィアルーム

    図書館の落ち着いた空間の中で、65インチ電子黒板を利用したインタラクティブな学習や電子会議に活用できます。

    • 広さ(88m2
    • スクエアデスク&チェア(32人分)
    • 65インチ電子黒板(1台)
    • ホワイトボード(移動式)(4台)
    • ノートパソコン(5台)

授業での利用法

ゼミナールや語学授業

 対話型授業によるアクティブラーニングを展開しています。

国際交流ラウンジ新設!

イベント企画のある学生やワークステーション利用希望学生は国際交流センターまで

太陽が丘キャンパス1号棟1階 国際交流ラウンジが生まれ変わりました。新たな環境で国際交流を実践してみましょう。国際交流にかかわるイベントも開催できます。
ネット環境はもちろん、海外放送を見られる大型モニターや海外研修成果報告製作用のワークステーションも完備!

アクティブラーニング教室の利用に当たって

1.アクティブラーニング教室について

 本学のアクティブラーニング教室(以下、「AL教室」)は、次のとおりです。

(1)第一薬学棟419P(薬学教育推進センター)
(2)第二薬学棟105 PN講義室
(3)薬学別館302A講義室
(4)薬学別館303A講義室
(5)太陽が丘2号棟301講義室
(6)太陽が丘2号棟322演習室
(7)太陽が丘2号棟323演習室
(8)太陽が丘2号棟325演習室
(9)太陽が丘2号棟326演習室
(10)太陽が丘2号棟401講義室
(11)図書館本館4階ソフィアルーム

2.アクティブラーニング教室利用対象者

 AL教室は、北陸大学学生(科目等履修生、聴講生、留学生別科生等のほか、教職員を含む)の学修活動を支援するための施設であり、授業等正課において利用するほか、次の授業外での学生の主体的学修及びそれに関わる活動に利用できます。

(1)個人またはグループによる学修
(2)学生を対象としたセミナー等
(3)その他、学修支援活動として認められるもの

3.アクティブラーニング教室利用申込方法

 授業等正課以外においてAL教室を利用する場合は、原則1週間前までに所定の利用申込書に必要事項を記入の上、次の窓口に提出し、許可を受けてください。

◦薬学キャンパスのAL教室については、薬学学務課
◦太陽が丘キャンパスのAL教室については、教務課
◦図書館ソフィアルームについては、図書館課

4.アクティブラーニング教室開室時間

 AL教室の開室時間は、原則、次のとおりです。

(1)月〜金曜日 9:00〜20:00
(2)土日祝日 9:00〜17:00
なお、長期休業期間中の開室時間に関しては、その都度案内します。

5.禁止事項

 次のような行為は禁止します。なお、AL教室の運営に支障を与えた者に対し、利用停止を命ずることがあります。

(1)学修活動に関係しない会話や携帯電話等による通話
(2)喫煙
(3)飲食
(4)ゲーム類の持込み
(5)その他、周囲の学修の妨げとなる行為

上記は、平成27年4月現在のルールであり、予告なく改訂することがあります。