内定者・就職者の声

HOKURIKU UNIVERSITY

株式会社アダストリア


瀨戸 由奈 さん
国際コミュニケーション学部 国際コミュニケーション学科
2022年度卒業予定
株式会社アダストリアを目指した志望動機を詳しく教えてください。

私は大学2年次から内定先のブランドのお店でアルバイトをしています。そのつながりや経験もあって、株式会社アダストリアを第一志望としていました。
最初は「服が好きだから」「アットホームな社風だから」という理由で志望していましたが、インターンシップに参加し企業分析を深めていくと、アパレル業界の面白さが理解できるようになり、より本質的な視点で魅力を感じました。店舗スタッフもただ服を売るだけではなく、店舗づくりやマーケティング、付加価値の意識やブランド戦略など、多角的に考える必要があり、大学で身につけた課題解決能力や分析能力、柔軟性を活かすことができると思いました。

内定を獲得するために、どのような自己PRをしましたか。

自分自身の「憧れの存在」に近づくために努力を怠らないことをアピールしました。具体的なエピソードとして、ある学外プロジェクトへの参加に焦点を当て、それまで周囲に頼りがちだった私が主体的に行動できるようになり、グループのリーダーを担うまでに成長できたことを話しました。
普段から心がけていたのは「自分がどのような行動をしたか」「自分がとった行動によってどのような効果が生まれたか」を6W2Hで考えることです。きちんと自己分析しておくことで、どんな角度で質問をされても対応することができました。

大学では、どのようなことに特に力を入れて取り組みましたか。

ゼミのグループ活動です。特に貧困問題をテーマに45分間の模擬授業を作成したことが印象に残っています。授業の受け手を設定し、その立場に立って、伝え方に不備はないか、インプットとアウトプットのバランスは十分かなどを検討することで、ものごとを客観的に考える力が養われました。また、知識を教えてもらうのではなく、教える経験をしたことで、ひとつステップアップすることができました。

大学の就職支援の利用状況や具体的な相談内容、大学のサポート体制で特に役に立ったこと等を教えてください。

3年次の6月頃から、学内企業説明会やオンラインの全国合同企業説明会に参加しはじめました。そこから12月までは週2回ほど説明会に参加し、1月からは週2~4回、3月はほぼ毎日説明会に参加しました。
自己分析や、学生時代に力を入れたことに関しては、大学で行われる就活2daysトレーニングに参加し、ビシバシ鍛えてもらいました。悩んで立ち止まってしまったときは、進路支援課の方やキャリア科目の先生にアドバイスをもらうとともに、「ここで立ち止まるんじゃなくてまず行動に移しなさい。ライバルは今も就活しているんだよ。頑張れ!」と背中を押していただきました。
どんな相談でも親身になってくれる、模擬面接ができる機会を授業外でもつくってくれる、実際に先輩の話を聞ける機会を設けてくれる、そしてなにより内定を獲得したら一緒に喜んでくれる! 大学の多面的なサポートのおかげで、楽しく、そして満足のいく就活ができました。

就職活動でどのようなことを学び、成長しましたか。

成長した点をひとことで言うと「メンタル強化」です。過去に経験したことを振り返る自己分析は、「私って本当はこう思ってたんだ」と気づくことができ、面接を繰り返すことで見えてくる自分の強み、友達・先生・家族からの他己分析…。さまざまな視点で自身を見直すことで、私の本質が見えてきました。エントリーシートの段階で落ちた経験を引きずっていた時期もありましたが、自分を知ることで、目の前の壁を乗り超える精神的な強さを身につけることができました。

これからどのような社会人を目指し、どのような仕事をしていきたいですか。今後の目標や抱負を教えてください。

将来的にはMD(マーチャンダイジング)として商品企画に携わり、お客様にハッピーを届けたいと考えています。この目標を実現するには、周囲の信頼を得る地道な努力が欠かせません。感謝の気持ちを忘れず、プラスのものをさらにプラスにできる働き方をしていきたいです。
また一社会人としては、周りの人から憧れを抱かれる存在になりたいです。そして何よりこの大学生活で得たことを誇りに思い、他人に左右されない私らしい生き方をしていきたいです。

後輩へのアドバイス、メッセージをお願いします。

初めは何から手をつけていいかわからず、「これで合っているのかな」と不安になることがあると思います。でも、就活の進め方に正解はありません。今まで経験してきたことを思い出してください。それがあなたの最強の武器になります。他人と比較せず、自信をもって挑めば大丈夫です。だんだん自分に合った企業が見えてきます。 もし就活で悩んだら、友達や家族、先生に頼っていいと思います。「就活しなきゃ」と重荷に考えず、今自分ができる範囲で進めて、それを積み重ねることがきれば、「やり切った!」と言えるはずです。
無我夢中で苦しいと思いますが、立ち止まらずに何かしら行動に移すことも大切です。自分なりの精一杯を発揮してください。応援しています!

(2022年9月取材)

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