内定者・就職者の声

HOKURIKU UNIVERSITY

株式会社LSIメディエンス


稲木 利咲 さん
国際コミュニケーション学部 国際コミュニケーション学科
2022年度卒業予定
株式会社LSIメディエンスを目指した志望動機を詳しく教えてください。

私は「関わった全ての人々の幸せな笑顔に貢献したい」という気持ちを軸にして就職活動を行いました。普段から家族や友人に喜んでもらうことが好きで、それを仕事にしたいと考えたからです。
臨床検査・診断薬・創薬支援を事業の柱とする株式会社LSIメディエンスを志望したきっかけは、祖父のがん治療です。お医者様に臨床試験を勧めていただいた結果、予想よりも長く家族で笑顔で過ごすことができ、医療の発展を支える業界に興味を持ちました。特に株式会社LSIメディエンスは「幸せな笑顔」の土台となる健康に貢献できる点に魅力を感じました。

内定を獲得するために、どのような自己PRをしましたか。

高校時代、所属していたバドミントン部の顧問から直接、副部長に指名されました。理由を聞くと、普段から誰も気づかないことに気づき、部員をサポートしているから、ということでした。その経験が嬉しかった私は、自分の強みをさらに活かそうと、大学ではオープンキャンパスのスタッフ活動にチャレンジしました。学生だけでオープンキャンパスを企画運営する中で、サポートした高校生のひとりに「先輩に憧れて入学を決意しました」と言ってもらえたという嬉しい出来事もありました。こうした具体的な体験を踏まえて、視野が広く、さまざまな点に気づくことができる力を私の強みとしてPRしました。

大学では、どのようなことに特に力を入れて取り組みましたか。

高校までの私は主体的に行動することが苦手でした。大学ではそんな自分を変えたいと思い、まず中国研修とアメリカ研修への参加を決めました。中国研修では、学んで半年のつたない中国語で現地の方々に積極的に話しかけました。アメリカ研修では、日本の文化について英語でプレゼンテーションし、通じ合えた喜びが「もっと英語を学ぼう」というモチベーションになりました。この2つの経験から、チャレンジすることの楽しさに目覚め、その後は失敗を恐れずいろんなことに主体的に取り組むようになりました。

大学の就職支援の利用状況や具体的な相談内容、大学のサポート体制で特に役に立ったこと等を教えてください。

就活の一から十までを教えてくれる「コミュニケーション技法Ⅱ」という授業があったので、他大学の友人より早いスタートを切ることができました。授業では面接練習を行ったほか、自己分析や自己PRについて丁寧に教えていただきました。今振り返ると、ここで「基礎」を固めることができたからこそ、自信を持って就活に取り組めたのだと思います。
進路支援課の方、先生方、先輩方に相談しやすい環境が整っていた点も心強かったです。コロナウイルスの影響で大学が休講になっても、1対1の相談会や面接対策講座などオンラインでのサポートがあったことも助かりました。自分ひとりではなくチームで頑張っているように感じられたので、心の支えになりました!

就職活動でどのようなことを学び、成長しましたか。

今までの私は、どんなことでも時間がかかるとすぐ諦めてラクな道を選んでいました。しかし自己分析を深める中で、自分が一番やりたいことは何か、今の自分が成長するためには何が必要かをしっかり考えて行動するようになり、最後まで諦めない忍耐力がつきました。また、目上の方と話す機会が増えたことで、適切な言葉遣いやビジネスマナーを身につけることができました。

これからどのような社会人を目指し、どのような仕事をしていきたいですか。今後の目標や抱負を教えてください。

今まで支援や教えをいただいた方に恩返しができる社会人になりたいです。就職という新たな道が開けたことも、まわりの多くの方々との「ご縁」があったからです。「ご縁」に感謝し、次は私が周囲の方の幸せを支えられるような存在になりたいです。

後輩へのアドバイス、メッセージをお願いします。

就職活動は苦しいこと、辛いこともありますが、自分自身への理解を深めることができる良い機会でもあります。友人や家族と話したり、先生や進路支援課の方に相談したり、趣味に時間を使ったりと気分転換することも大切です。就職活動は「ご縁」でもあります。焦らず、自分のペースで取り組んでください。皆さんの就職活動が充実した時間になることを願っています!

(2022年9月取材)

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