内定者・就職者の声

HOKURIKU UNIVERSITY

石川県警察


谷川 功祐 さん
経済経営学部 マネジメント学科
2021年度卒業
石川県警を目指した志望動機を詳しく教えてください。

私は昔から人のためになる仕事に就きたいと考えており、市民から信頼され石川県の秩序を保っている石川県警察に憧れを抱いていました。インターシップに参加した際、強い覚悟と責任感を持って仕事に向き合っている先輩警官の姿を見て、私も石川県警察の一員として地域の安心・安全の実現に貢献したいと考え志望しました。
近年問題視されているサイバー犯罪を含む犯人の姿が見えない犯罪は、日常生活において大きな不安を生みます。知り合いにも被害にあった方がいるため、サイバー犯罪の減少にも力を入れていきたいと考えています。

内定を獲得するために、どのような自己PRをしましたか。

私は、部活やサークルに所属していませんでしたが、代わりに基礎ゼミSA※統括リーダーや学園祭実行委員会副委員長、中学生のクラブチームの指導者など様々なボランティア活動を経験しました。それらで養ったリーダーシップや計画、立案、実行力を強みとし、教育実習や介護体験で培った、傾聴し、相手に合わせるコミュニケーション能力とともにアピールしました。面接では踏み込んだ内容の質問が多く、自分の中で伝えたいことを簡潔にまとめておくことが大切だと感じました。

※スチューデントアシスタント

学業以外に、どのようなことに特に力を入れて取り組みましたか。

特に力を入れて取り組んだことは基礎ゼミナールのSAです。2年次と3年次の2年間活動し、3年次には統括リーダーとして責任ある立場で取り組みました。学生の思考力や行動力、コミュニケーション能力向上のアシストとして学生に近い立場で対話を増やす役割を担い、統括リーダーとして各SAから出る課題や改善案をまとめ、それに伴う企画を行いました。この経験から、リーダーシップ力、責任感を持って行動する力が身につきました。

大学の就職支援の利用状況や具体的な相談内容、大学のサポート体制で特に役に立ったこと等を教えてください。

3年次の4月から教師を目指し勉強を始めましたが、公務員にも興味を持っていました。12月に大学の就職支援で石川県警察の先輩にアドバイスをいただく機会があり、警察官になりたいという気持ちが高まり、採用試験に向けた勉強を開始しました。また、並行して石川県警察が主催するインターシップや説明会に積極的に参加し、仕事に対する理解を深めました。春休みに大学主催の公務員講座に参加したほか、一次試験を終えた後に面接の指導もしていただき、本番でもしっかりアピールすることができました。

就職活動でどのようなことを学び、成長しましたか。

就職活動を通して、ストレスコントロール力と計画力が身につきました。就職活動の中で最も時間と労力を使ったのは、試験勉強。友達からの遊びの誘い、ゲームや映画視聴などたくさんの誘惑がある中で、計画を立て、自分を律しながら学習を進めることは、私にとって難しい課題でした。春休みなど授業のない日でも大学に出向き図書室で勉強学習する、スマートフォンのゲームや漫画のアプリを削除して誘惑を絶つ一方で、スケジュールに余裕がある時にはストレスを発散するなど自分をコントロールして乗り切りました。

これからどのような社会人をめざし、どのような仕事をしていきたいですか。今後の目標や抱負を教えてください。

石川県警察の警察官としての自覚と責任を持ち、市民の安心・安全を考え行動できるような社会人を目指したいと思っています。そのためには、まず知識の定着が必要だと考えています。法律や一般常識、語学や心理学等の犯罪抑制に関わる全てのことに関して学び続けることが大切であり、学ぶことを継続して行える社会人になりたいと考えています。将来的には石川県を犯罪抑制のモデル地域とできるよう地域市民に寄り添い仕事に取り組みたいです。

後輩へのアドバイス、メッセージをお願いします。

私が、警察官を志したきっかけは、1学年先輩の北陸大生で警察に内定を受けていた先輩と話す機会があり、警察官に対する考えが深まったことです。もし今、進路選択に困っているのなら、家族や先輩などに相談することで考えに変化が出ると思います。進路支援課やゼミの先生などと話してみることも非常に効果的なので、積極的に自分から行動してください。

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