金沢医科大学病院
医療保健学部 医療技術学科
2021年度卒業
4年間で2つの国家資格を取得できるところに惹かれました。オープンキャンパスに参加した際、先生と学生の距離がとても近く、学内の雰囲気が良かったことにも魅力を感じました。
臨床検査技師と臨床工学技士、両方の資格を持っていても仕事として両立することは難しいと思います。しかし、どちらの道を選んでも2つの職種に関する知識があれば、患者さんに寄り添い助言できることは増えます。チーム医療が進む中、その一員として活躍するチャンスも広がるのではないかと考えています。
※2022年度入学生からは、2年間共通科目を学び、3年次に「臨床検査技師養成コース」もしくは「臨床工学技士養成コース」のいずれかを選択することになります。
金沢医科大学病院を志望したのは、実務実習させていただいたことがきっかけです。大勢の医療従事者が働く病院でありながら、一人ひとりが意識高く安全・安心という医療の基本を徹底して実践されていることに感銘を受けました。また学会への参加や認定試験への挑戦などスキルアップの機会が多いことにも魅力を感じました。
毎日の授業に加えてテストもあるため、学業を最優先してきました。習い事のダンスを続けていることも力を入れて取り組んだことの一つ。大人の力を借りずに舞台を成功させることをモットーとしており、舞台中に起きるハプニングにも臨機応変に対応してきたことで何事にも動じず柔軟に対応できる力が身につきました。
患者さんのために、チーム内で自分が果たすべき役割を常に考え、先まで見通して自主的に動ける医療従事者になりたいです。学会への参加や資格取得などにも挑戦して、新たな知識を貪欲に吸収していきたいです。
国家資格の取得が一番の目標だと思います。ですが、学生時代にしか出会うことができない仲間や体験も大切にしてください。「あの時こうしておけばよかった」といった後悔をしないよう時間を有効活用して、迷った時には楽な方よりも自分が楽しめる方を選択してみてください。
（2021年12月取材）
