内定者・就職者の声

HOKURIKU UNIVERSITY

白山石川医療企業団 公立松任石川中央病院


中川 侑里菜 さん
薬学部 薬学科
2021年度卒業
松任石川中央病院を目指した志望動機を詳しく教えてください。

入学以来、漠然と病院で働きたいと考えていましたが、実務実習を通してその思いがより明確になりました。患者さんの臨床経過やそれに対する薬物療法決定のプロセスを知ることができ、医療が提供される流れをつかみやすいところに魅力を感じたのです。また、多様な視点を身につけるために、多職種とより近い距離で連携を図りながらチーム医療に参画できることから、病院薬剤師を志すことを決めました。公立松任石川中央病院は、近隣の医療機関や薬局などと診療データを共有する仕組みが確立されており、患者さんの退院後を見据えた安全で効果的な薬物療法の支援に貢献できると感じ志望しました。

大学ではどのようなことに特に力を入れて取り組みましたか。

入学時より頂いている奨学金の継続を目標に、特に勉強に力を入れました。6年間で幅広い分野を学ぶため、自分の苦手を把握し、さらに科目間の繋がりを意識することで、短時間でも効率よく学習できるよう工夫しました。そのなかで、目標のために継続して努力する姿勢や自分がやるべきことを客観的に把握する力が培われたと思います。

大学の就職支援の利用状況や具体的な相談内容、大学のサポート体制で特に役に立ったこと等を教えてください。

5年次の夏頃から学外の合同説明会や気になった企業のインターンシップに参加しました。その後12月から3月にかけてホームページを参考にしながら複数の病院を見学しました。
また、3月には大学主催のオンライン合同企業説明会にも参加し、業界・企業研究を行いました。最終的には6月から8月にかけて履歴書を提出し、一次試験、二次試験、内定という流れで就活を終えました。筆記試験や小論文、面接の対策では、先輩方の就職活動報告書が非常に役に立ちました。

これから、どのような社会人をめざし、どのような仕事をしていきたいですか。今後の目標や抱負を教えてください。

患者さんの自覚症状や思いを最大限に汲み取って薬物治療を支援できる薬剤師になりたいと考えています。他職種の方とディスカッションしながら様々な視点や価値観を身につけて患者さんと向き合い、薬剤師として自ら考えて行動できるようにしていきたいです。

後輩へのアドバイス、メッセージをお願いします。

実習、就職活動、研究、試験勉強と忙しく、時には周りを見て焦ってしまうこともあるかもしれませんが、息抜きをしながら自分のペースで進むことも大切です。ひとりで乗り越えようとせず、周りの人と支え合いながら有意義な学生生活を過ごしてください。

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