内定者・就職者の声

HOKURIKU UNIVERSITY

株式会社ナチュラルライフ


湖山 優太 さん
薬学部 薬学科
2021年度卒業
株式会社ナチュラルライフを目指した志望動機を詳しく教えてください。

就職先については漠然と「病院か薬局のどちらか」としか考えていませんでした。しかし、5年次の実務実習で、私が入学時から理想像としていた、知識が豊富で患者さんへの対応もお手本そのものだと感じられる薬剤師の先生に出会い、薬局薬剤師を目指したいと強く考えるようになりました。そして、自分のやりたいことや社風などを検討した結果、実習先であるナチュラルライフを志望しました。在宅医療に対する取り組みや薬局の機能分化が進む中で、企業としていち早く行動を始めた点もこの会社で働きたいと思った理由の一つです。

大学ではどのようなことに特に力を入れて取り組みましたか。

「人に教えること」に力を入れて取り組みました。勉強に関する内容が多かったですが、それ以外のことに関しても同級生や後輩から質問を受けることが多く、大学内でも帰宅後でも人のわからないことや相談を解決するよう努力してきました。自分がわかるところについて積極的に教えることはもちろんのこと、自分がわからないところもしっかり調べて一緒に解決するよう努めました。
そのおかげで、自分の知識や理解を深めることができたとともに、人と何かを考えることや人に何かを教える力が身についたと感じています。

大学の就職支援の利用状況や具体的な相談内容、大学のサポート体制で特に役に立ったこと等を教えてください。

新型コロナウイルスの影響で実務実習が例年より遅くなってしまい、就職活動をスタートしたのは3月でした。
まずは、合同企業説明会に参加し、初めて実習先以外の薬局やドラッグストアといった企業の話を聞きました。企業がどのような薬剤師を求めているのか、各企業の違いはどこにあるのかといったことを知ることができた良い機会になりました。さらに、そこからインターンシップに参加したことで、興味のある企業をより深く知ることができました。
また、事前にマナー講座や面接対策といった大学のサポートがあったおかげで、企業説明会やインターンシップ、就職試験の面接といった大事な場面での対応で困ることもありませんでした。

これからどのような社会人をめざし、どのような仕事をしていきたいですか。今後の目標や抱負を教えてください。

大学で、時代とともに薬剤師に求められることが変わっていることを学びました。そのため、常にアンテナを張り、時代の変化に柔軟に対応していけるような薬剤師を目指したいです。 具体的には、薬局薬剤師業務の中でも医師や訪問介護員等の多職種の方と関わる機会が多い在宅医療を通して地域医療に貢献したいと考えています。実務実習の中で、在宅医療で活躍される薬剤師の先生の姿を見て興味を持ったのがその理由です。また、遠い話ではありますが、自分に知識や技術が身についてきたら、指導薬剤師として後輩を育て、薬局薬剤師や薬局そのものに対する考えを良い方向に変えていく仕事をしてみたいです。

後輩へのアドバイス、メッセージをお願いします。

就職活動の時期がくると、学生生活が残り少ないことに気付くと思います。就職活動が終わると、講義や模試、卒業研究等の予定が入ってくるので、「休憩の入れどころ」がとても大事です。器用に予定をこなしていける人や体力がある人は問題ないかもしれませんが、私のように不器用で一つのイベントについて考えすぎてしまう人は、たまには思い切って休んでみてください。これは、全学部・全学年の学生にもいえることかもしれません。
皆さんが今読んでいるこの「内定者・就職者の声」は、学部や就職先が異なる様々な立場の人の考え方を知ることができるという意味でもお勧めです。今の自分に合う考え方や言葉が意外なところから見つかるかもしれません。

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