内定者・就職者の声

HOKURIKU UNIVERSITY

今村証券株式会社


二川 颯太 さん
経済経営学部 マネジメント学科
2021年度卒業
今村証券株式会社を目指した志望動機を詳しく教えてください。

父は自営業、母は看護師で、自分がスーツを着る職業に就くとは考えていませんでした。転機が訪れたのは、中学生だった2013年の夏。大流行した日曜夜のドラマの主人公が金融業界でスーツを着て働く姿に感銘を受け、自分も同じ金融業界で働きたいと思うようになりました。
金融業界の職業は様々ありますが、中でも証券会社に就職したいと思うようになったのは、一度契約を結ぶと何度も繰り返してお客様とお付き合いが続くということが決め手です。大正から続く伝統ある企業で自分自身も精進したいと考え、今村証券株式会社を志望しました。

内定を獲得するために、どのような自己PRをしましたか。

特別なことは行っていません。自分自身が評価される場だという認識を持っていたので、着飾らず、ありのままを伝えることが重要だと考えていました。私は一度やると決めたことは絶対に曲げない「頑固さ」「粘り強さ」「責任感」の3つを兼ね備えていることをアピールしました。自分の芯を持っていることだけは誰にも負けない自信があったからです。ありきたりなことを言うのではなく、心で、魂で自分自身がどういった人間かということを会話したと思います。

学業以外に、どのようなことに特に力を入れて取り組みましたか。

硬式野球部に所属しながら、教員免許取得のカリキュラムを組むなど学業にも力を入れ、部活動の遠征費を稼ぐためにアルバイトもしてきました。周囲からは無謀なことはやめろという声もありましたが、何を言われようがやるのは自分。何よりそういった声に甘えてしまうのは性に合いませんでした。自分の信念を捨てずに4年間を過ごすことができたと思います。
学業や部活動は自分自身でお金を払ってやっているわけではなく、たくさんの方々に支えられ「やらせていただいている」のであり、アルバイトは「給料をいただいて働かせていただいている」のです。そのような状況である以上、力を入れて取り組むことは最低限の礼儀であり、それ以上に頑張ることが恩返しになると考えていました。

大学の就職支援の利用状況や具体的な相談内容、大学のサポート体制で特に役に立ったこと等を教えてください。

私は硬式野球部に所属していたため、就職活動と呼ばれる活動は一切していませんでした。3年次の11月頃に肉離れを起こし、「就職活動をはじめろ」という神のお告げだと受け止め、気持ちを切り替えることができました。中学生の頃から金融業界で働きたいと考えていたため、説明会やインターンシップ等はスムーズに参加することができました。その中には内定をいただいた今村証券株式会社も含まれています。
進路支援課の方々から個人的な面接練習の案内がありましたが、練習することでそれ以上のことはできない、練習したことしか発揮できないと考え、参加はしませんでした。しかし、私のような練習をしない学生にも声をかけていただき、定期的に就活についてのガイダンスを開催してくださるなど面倒見がよく、行き詰まった時に頼りになる存在だと感じました。

就職活動でどのようなことを学び、成長しましたか。

答えになるかわかりませんが、「就職活動は楽しい」ということです。就職活動は苦労すると先輩から助言をいただいていたので、ネガティブなイメージを持っていましたが、いざ取り組んでみると確かに苦しくはありましたが、楽しさの方が大きかったです。
元から人と話すことが好きで、採用面接は会話の延長だと思っていたので、愉快に会話させていただきました。他にも履歴書を書く際や説明会に参加している際、自分がこの会社でどのように働いているかを想像することで心が躍りました。

これからどのような社会人をめざし、どのような仕事をしていきたいですか。今後の目標や抱負を教えてください。

ビジネスは感謝と恩返しで成り立つと考えています。ここまで育ててくださった北陸という地域、そして将来的に私が担当するお客様など様々な「人」や「こと」に感謝と恩返しをしたいと思います。自分の成績のためではく、お客様のために営業をする。そういったことで信頼関係を築き上げ、「いついつまでものお付き合い」ができる証券マンを目指し、「今村証券の二川さんだから」ではなく、「二川さんだからお願いする」と言われるように日々精進したいと考えています。

後輩へのアドバイス、メッセージをお願いします。

就職活動に苦労するのは当たり前です。苦労して心が折れるくらいなら就職などしなければ良い。そのような強い気持ちで戦ってください。また、試験対策や面接対策が無意味とは言いませんが、就職活動ではこれまでの自分の取り組みが評価される場だということを理解し、学生時代に何か1つでもこれだけは譲れないというモノ、コトを身につけてください。心の底から応援しています。

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