内定者・就職者の声

HOKURIKU UNIVERSITY

株式会社パロマ


種本 崇司 さん
経済経営学部 マネジメント学科
2021年度卒業
株式会社パロマを目指した志望動機を詳しく教えてください。

温かいお湯、温かい料理、温かい部屋、日本で生まれ育った私たちはこれらが当たり前だと思って生活しています。しかし、世界にはそんな当たり前の豊かな暮らしができない国が多くあります。100年以上の歴史があるパロマは、国内87拠点を基盤に、アメリカ・アジア・オセアニアなど世界に17拠点の事業所を有する企業。世界で苦しんでいる人びとを一人でも多く豊かな暮らしに導けるような働きをしたいと思い、入社を志望しました。

内定を獲得するために、どのような自己PRをしましたか。

営業系総合職志望として、アルバイトで培ってきた対人スキルと柔軟性をアピールしました。アルバイトを経験する以前は、自分と似たような世代との接点しかなかったので、コミュニケーション力に不安に感じていました。しかし、アルバイトを通して、生まれも育ちも年齢も違うお客様と話すことによって世界観が広がり、接客が面白くなりました。この経験を強みとして、入社後、どのように会社に貢献できるかについて、具体的にPRしました。

大学ではどのようなことに特に力を入れて取り組みましたか。

特に力を入れて取り組んだのが、部活動です。硬式テニス部に所属しており、幹事をしていました。これまでの人生ではそのような経験がなかったので、最初は何をすればいいのかわからず五里霧中でした。部員に迷惑をかけてしまったこともあり、確認を怠らないよう肝に銘じていたところ、徐々に自分のペースを掴め、イベントの企画などを計画的に進められるようになり、臨機応変に対応する力が身につきました。

大学の就職支援の利用状況や具体的な相談内容、大学のサポート体制で特に役に立ったこと等を教えてください。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、例年開催されていた合同企業説明会が相次いで中止になり、3年次の夏休みからオンラインのインターンシップに参加するようになりました。オンラインだと定員が少なく、参加できないこともありました。講義もオンラインとなり、友人と情報交換する機会もなくなると、どうしても焦ってしまいます。
3年次の年末には就活サイトの検討リストに20〜30社ほどを入れており、3月になって一斉にエントリーしたものの今度はエントリーシートの作成に追われてしまうことに。一度に3〜5社受けるのが精一杯で、最終的に選考まで進んだ企業は10社ほどでした。

就職活動でどのようなことを学び、成長しましたか。

就職活動は、学生から社会人になる初めの一歩です。大勢の社会人と会うことで自分の考えの甘さに気づかされたり、面接を通して会話力が磨かれたりなど、自分の未熟さを痛感しました。そのため、心掛けるようになったのが、企業や業界の分析などの下調べを怠らないことです。「今日頑張れない人と今日頑張れた人との間には、1年後に大きな差が生まれる」と思い、時間を大切にしてメリハリをつけるようになりました。

これからどのような社会人をめざし、どのような仕事をしていきたいですか。今後の目標や抱負を教えてください。

「営業の仕事は信頼こそが全ての下地になる」と考えています。商品力はもちろんですが、人間力でお客様に寄り添い、「君から買いたい」と思ってもらえるように信頼関係を大切にして働きたいです。
転勤がつきものなので、どこに行っても通用する社会人になりたいですね。

後輩へのアドバイス、メッセージをお願いします。

就職活動で一番大事なのは「将来の夢」です。羨ましがられる学歴や誇らしい経験ではありません。就活ではカッコつけて「就職活動の軸」などとも呼ばれます。これをまず確定させることが、就活成功の道筋。人生のなかで、仕事が占める割合って、思っている以上に大きいと思うんです。
我々の頃は定年が70歳になっていてもおかしくないと思うので、自分がしたいこと(大切にしたいこと)が何か、じっくりと向き合って、悔いのないように! でも、行き詰ってしまったら、たまには羽目を外してもいいと思いますよ。

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