内定者・就職者の声

HOKURIKU UNIVERSITY

独立行政法人 国立病院機構
東海 北陸グループ


高井 百恵 さん
国際コミュニケーション学部 国際コミュニケーション学科
2021年度卒業
独立行政法人 国立病院機構を目指した志望動機を詳しく教えてください。

新型コロナウイルスが猛威を振るうなかで、医師や看護師、多くの医療従事者の方々の姿を見て、安心・安全に過ごしていけるように支えていきたいと思い、医療業界を志望しました。
なかでも国立病院機構は日本最大級の病院ネットワークをもっているため、組織の枠を越えて、さまざまな職が経験できることに魅力を感じました。また、新型コロナウイルス感染症への対応として、武漢からのチャーター機を利用した帰国者への対応や、横浜港に寄港したクルーズ船における感染者の受け入れをしており、国民の命を守るために最前線で多岐に渡る使命を果たしています。社会貢献度がとても高く、使命感や責任感を持って仕事ができると思いました。

内定を獲得するために、どのような自己PRをしましたか。

人の話をよく聞くという姿勢をPRしました。自分にはない価値観や考え方を受け入れることが、視野を広げると思うからです。大学では、一つひとつの講義を大切にして、先生の話を聞き逃すことのないように過ごしました。
また、国際コミュニケーション学科では、グループワークが多くあり、その際には他の学生の話を聞いて話し合いがスムーズに進むように質問や提案をすることが大事です。みんなの話を聞いてから自分の意見を言うことを心掛けていました。グループワークでは4、5人の少ない人数で話し合うことが多く、どんな人の話や意見にも耳を傾ける姿勢が身についたと感じています。

大学ではどのようなことに特に力を入れて取り組みましたか。

新しい環境に一歩踏み出してみるということです。私は自分から手を挙げて物事を行うような積極的な性格ではありません。にもかかわらず、大学2年生の時にタイのバンコクでインターンシップに参加しました。内向的な自分を変えたいという思いがあったからです。人見知りで初めて会う方とコミュニケーションをとることが得意ではないので、その解消にも努めました。
インターンシップ先では、留学で学んだ英語を活かして、自分から喋りかけてみました。すると、決して上手いとは言えない英語にもかかわらず、相手も笑顔で話してくれたり、会社のことを教えてくださったりしたのです。渡航前には不安があったのですが、思い切って参加してみたことで、新しい出会いを通じた世界が広がりました。

大学の就職支援の利用状況や具体的な相談内容、大学のサポート体制で特に役に立ったこと等を教えてください。

大学で行われる就職ガイダンスや企業説明会、県内で開かれる説明会にはできるだけ多く参加し、情報を得ることや、業界を絞らずにたくさんの企業を知ることから始めました。内定先の国立病院機構を知ったきっかけも、学内合同企業説明会です。3月までに自己分析をして、今までの自分について振り返り、自己PRやガクチカ※を進路支援課の方に何度も添削してもらって完成させました。
3月以降は、興味のある企業の説明会へ。進路支援課では、エントリーシートの添削や面接練習を受け、アドバイスをいただきました。なかなか行きたい企業が決まらなかったときや就職活動で上手くいかなかったときにも、親身に相談に乗ってもらって本当に助かりました。

※学生時代に力を入れたこと

就職活動でどのようなことを学び、成長しましたか。

就職活動では、飾らずに、ありのままの自分を出すことが大切だと学びました。自己PRやガクチカ、面接では、自分のいいところだけではなく直したいところも含めて自分の言葉で伝えることがよいと思います。また、最後まで諦めずに頑張ってみることができ、自分の成長を実感しました。納得できる結果が得られるまで就職活動を続けたことが、内定につながったと思います。

これからどのような社会人をめざし、どのような仕事をしていきたいですか。今後の目標や抱負を教えてください。

日本最大級の病院ネットワークを持つ国立病院機構の業務に、責任感や使命感、やりがいを感じています。病院で働く多種多様なスタッフを支え、働きやすい環境を作るサポートをしていきたいです。医療の知識はなくても、医師や看護師をはじめ病院で活躍している方が安心して業務に取り組めるように努めます。
また、患者の方も安心して病院に通えるように、一人ひとりに寄り添った対応を大切にしていきたいです。周りの方々が困っていることや相談に親身になるという姿勢を大事に、周りから信頼される人として成長していきます。

後輩へのアドバイス、メッセージをお願いします。

就職活動は先が見えなくて不安になる時もあると思います。そんな時には一人で悩まず、進路支援課に相談に行ったり、周りの人に話してみたりすることが大切だと思います。最後まで諦めずに頑張ってください。

  • 就職支援
  • 入学者選抜情報
  • 奨学金