内定者・就職者の声

HOKURIKU UNIVERSITY

金沢市消防局


岩崎 拓海さん
経済経営学部 マネジメント学科
2020年度卒業
内定先の企業およびその業界を目指した志望動機を教えてください。

私が消防士を志望した理由は、2011年3月11日に起こった東日本大震災で活躍する消防士の姿をテレビで見て、感動を覚えたからです。逃げ遅れた人達をヘリコプターで命がけで救助している姿を見て、将来私も消防士になり、災害や火災から一人でも多くの人々を助けたいと思い志望しました。

内定を獲得するために、どのような自己PRをしましたか。

自分自身を自己分析し、消防士にとって必要な能力を考え、自分がいかに消防士に向いているかをアピールできるような自己PRを作成しました。例えば、「私は13年間野球を続けてきました。その中で学べたことは多くありましたが、特に身についた力は協調性です。消防士も組織の中で活動しており、協調性が求められる仕事だと思います。この力を活かして、仕事に取り組んでいきたいと思っています。」というように、消防士に求められる素質が自分に備わっていることをアピールしました。

大学ではどのようなことに特に力を入れて取り組みましたか。

私が大学で特に力を入れて取り組んだことは部活動です。私は野球部に所属し、その中で自分が成長したと思うことは、失敗しても諦めない心を持てるようになったことです。高校3年生最後の夏の大会で、自分がアウトになってチームは負け、とても悔しい思いをしました。この悔しさを繰り返さないよう大学野球では、自分に何が足りないのかを考え練習に取り組みました。その結果、チャンスの場面でヒットを打てるようになりました。なぜ失敗したのかを考え、あの時の悔しさを繰り返さないよう努力したことが、自分の成長に繋がったと思いました。

大学の就職支援の利用状況や具体的な相談内容、大学のサポート体制で特に役に立ったこと等を教えてください。

私は3年次の夏から公務員に向けての勉強を始めました。その頃は1日3時間勉強していましたが、試験が近づくにつれ5、6時間勉強するようにしました。面接練習は一次試験の合格が決まった後から始めました。
勉強資料は自分で買ったり、友達から貰ったりしました。また、学内公務員対策講座を合計十数回受講しました。出題範囲を絞り込んで分かりやすく教えてくれたので、とても役に立ちました。

就職活動でどのようなことを学び、成長しましたか。

自分を分析することで、自分の良さや悪いところを見つめ直すことができ、自分自身を知るきっかけになったと思います。

これからどのような社会人をめざし、どのような仕事をしていきたいですか。今後の目標や抱負を教えてください。

消防士として、同じ職場の方たちや市民の皆さんに信頼される消防士になっていきたいです。そのためにも他の人よりも、日々の訓練、勉学に励んでいきたいと思います。また服装や礼儀など、人々の模範的な存在になることで、災害時にも安心感を持ってもらえるのではないかと思っています。

後輩へのアドバイス、メッセージをお願いします。

公務員試験の筆記試験はとても難しいので、とにかく勉強を頑張ってください。また、面接でのイレギュラーな質問に対しても対応できるよう、組織の仕組みや特徴をしっかり覚えておくことが重要になってくると思います。今からの時間、何をすれば良いかを考え、後悔しないような大学生活を送って欲しいです。

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